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2005年 04月 28日

復活のきざし?

中国新聞地域ニュース
マツダ営業利益、過去最高の829億円 '05/4/28

 マツダが二十八日発表した二〇〇五年三月期連結決算によると、売上高は二兆六千九百五十五億六千四百万円で前期比7・6%減、当期利益は四百五十七億七千二百万円で35・0%増えた。本社宇品第一工場(U1、広島市南区)の火災の影響があったものの、自動車事業のもうけを示す営業利益は八百二十九億四千七百万円で18・2%伸び、過去最高になった。
 十二月期だった海外の一部の連結対象企業が前期に、決算期を三月期に変更しており、その影響を除いた売上高の伸び率は4・7%増で、実質的には四期連続の増収増益になった。
 〇三年十月に発売したアクセラが好調だった上、輸出が堅調な欧州のユーロに対する円安や事務費の削減などが寄与した。配当は一円増配し三円にする。
 広島市中区のホテルで会見した渡辺一秀会長は「コスト削減計画や新型車投入の計画を予定通り達成し、過去最高の利益となった。本社宇品第二工場(U2)の再開で商品主導で成長する体制も整った」と話した。
 マツダ単独決算では売上高一兆八千五百十一億七千万円で11・4%増。経常利益は百七十億千万円で42・3%増えた。
 連結総売り上げ台数は百十万四千台で実質2・6%増。火災の影響で今年初めに落ち込んだものの、防府工場(防府市)の増産などでカバーした。国内は二十九万四千台で0・8%増、海外は八十一万台で3・3%増えた。
 今期の総売り上げ台数は世界で計百十七万八千台と6・8%増を予想。連結の売上高二兆八千四百億円、当期利益五百五十億円の増収増益を見込む。


中国新聞地域ニュース
マツダ海外生産30万台突破 04年度 '05/4/28

 ■防府工場も過去最高
復活のきざし?_c0019485_15574232.jpg マツダが二十七日発表した二〇〇四年度の生産販売実績によると、中国が伸びた海外生産は三十万七千九百十八台で21・1%増と大幅に伸び、初めて三十万台を超えた。国内生産は防府工場(防府市)が過去最高を記録して火災の影響をカバー。国内生産、海外生産、国内販売、輸出の全四項目で三年続けて前年度を上回った。
 国内生産は八十一万二千七百七十二台で前年度を0・2%上回った。本社宇品第一工場(U1、広島市南区)が火災で一時生産をストップしたが、防府工場が15・4%増の四十九万六千四百七十二台を生産。同工場では販売好調なアクセラが前年度の約二・一倍の三十三万七千三百七十七台に達し、U1の火災による減産をカバーした。
 国内、海外生産の合計は百十二万六百九十台で5・2%増えた。海外生産では、中国が12・2%増の十万九千七百八十台、米国は20・5%増の九万四千二百台。タイも11・7%増の三万八千七十八台だった。
 国内販売は二十八万六千百八十六台で2・4%増。アクセラ、ベリーサが堅調で、軽自動車が17・8%増と大きく伸びた。輸出は1・0%増の五十六万九百八十六台で欧州向けが増加した。
 三月は新型プレマシーが貢献し、国内生産が前年同月より10・2%増の八万二千百九十五台で、四カ月ぶりの増加。国内販売は四万三千四十七台で16・1%増加した。輸出は4・2%減の五万四百台、海外生産は中国の在庫調整などで19・1%減の二万千百八十五台だった。
 ◇宇品第一、量産再開
 マツダは二十七日、火災で操業を停止していた本社宇品第一工場(U1、広島市南区)で、昨年十二月十五日の火災以来四カ月半ぶりに「デミオ」の量産を再開した。生産車種を五月から順次拡大し、六月上旬には火災前の計八車種の生産体制に戻す。
 当初は品質を細かく確認しながらゆっくりとした速度でラインを動かす。月内に塗装するのは約十台にとどまる見通し。ゴールデンウイーク(GW)の休業が終わる九日以降、ラインの速度を本格的に上げ、商用車「ボンゴ」シリーズなどへ塗装車種を拡大する。
 同シリーズは二月中旬から、プレス工業尾道工場(尾道市)と三菱自動車水島製作所(倉敷市)へ車体をトラック輸送し塗装していた。プレス工業での委託塗装はこの日で終え、二十八日には三菱自動車への委託も打ち切る。
復活のきざし?_c0019485_1558862.jpg【写真説明】デミオの製造を再開したU1の塗装ブース(広島市南区、マツダ提供)

by azatsu0422 | 2005-04-28 15:58 | クルマ


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