2005年 06月 21日

イケイケムードの報道の時は、ロクなことにならない。

結果論に一喜一憂するサッカー報道。辟易としていますが、つい読んでしまい、しかも反応してしまう私・・・。私のような読者こそ、報道側が想定してる「カモ」なのでしょうね。

負けると「暗雲漂う」「システムが悪い」「監督更迭」「選手が悪い」「誰かと誰かが亀裂」「誰かが孤立」などと気の滅入るような話ばかり。モメ事を煽るネタばかり掘り返してないで、もっと好材料をつむいで建設的な記事を書けないものかと思うのですが、そういうコメントは有志のブロガー任せ。

一方で、勝った後は好材料というより希望的観測のコメントばかり集めて次の試合に過剰な期待感を煽り、元々は「格上の相手に勝てるわけがない」と心の底で思っていたでしょうに、いつしか「勝って当たり前」とさえ受け止められるほど楽観的な論調の記事が並びます。応援する立場にしてみれば、イケイケムードに水を差すようなコメントをしたくない心理が働くせいか、心なしかブログは静かな気がします。

そして、こんな雰囲気の時が危ないんですよね…。

大黒選手は、先発や途中交代のいずれにせよ厳しいマークを受けるでしょうし、そもそも大黒選手が機能しないようにされるでしょうから、これまでのように行かないと思います。

一方、柳沢選手と玉田選手は、ギリシャ戦でシュートを決められなかった雪辱を果たせるのでしょうか?チームはギリシャに勝ちましたが、二人にとっては負けでした。次の試合は200%の才能を発揮しても勝つのが困難なチームが相手。しかも1次リーグ突破がかかっているのに、プールでリラックスしていて大丈夫なのでしょうか。とことん追い詰められた精神状態を突き抜けるかどうかの正念場と思います。「ジーコがブラジルに勝つってリップサービスしてるけど、ギリシャに勝ったし、取り敢えずいいじゃん?」という意識があるのではないでしょうか?

中田英選手と中村選手の連携だって、封じる手立てを講じないはずがありません。二人は、これまで以上に激しく動いて、研ぎ澄まされなければならないはずですが、体調は万全なのでしょうか?二人のコミュニケーションは万全なのでしょうか?

そして、最終的に思惑通りのサッカーが出来るかどうかは、個々の選手が1対1の「球際の強さ」に勝つかどうか次第で決まってしまいそうですが、メキシコ戦の後で最重要課題の一つと言っていたのに、今の日本選手が1対1でブラジルの選手に勝てるのでしょうか?

日本に勝機があるなら、精神的に追い詰められているブラジルが自滅するケースだけでしょう。ジーコ監督は、ブラジルが自滅するような奇策に賭けているのだろうと思いますが、その実態はメディア対応の神経戦だけ…という気がしてなりません。

これだけ「順当に」負ける理由があるのに、メキシコより弱くなっていた1軍半のギリシャに勝っただけなのに…。メキシコ戦の後から手のひらを返したような報道に、節操の無さと空騒ぎの虚しさを感じてなりません。

これで負けたら、また結果論で非難と中傷の記事ばかり読まされるのかと思うと…。どうせカモにされるなら、もっとクールで建設的な記事を読みたいものです。


23日未明にブラジル戦 日本は公式練習を実施 [ 06月21日 17時27分 ] 共同通信
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 【ケルン(ドイツ)21日共同】サッカーのコンフェデレーションズカップ1次リーグB組の日本は22日午後8時45分(日本時間23日午前3時45分)から当地で、準決勝進出を懸けて1次リーグ最終戦のブラジル戦に臨む。日本は21日、試合会場で公式練習を実施。
 日本、ブラジルとも1勝1敗の勝ち点3。しかしブラジルが得失点差で上回るため、日本は勝たなければ1次リーグを突破できない。両チームは過去6度対戦し、日本の6連敗。圧倒的な実力の差を見せつけられている。
 日本は19日に欧州王者ギリシャを破った勢いで、前回ワールドカップ(W杯)王者に挑戦する。


ケルンの奇跡だ!ジーコがブラジルに勝利宣言 [ 06月21日 17時05分 ] 夕刊フジ
Excite エキサイト : スポーツニュース

 【ケルン20日=久保武司】ジーコは本気だ。コンフェデレーションズカップ準決勝進出を賭けて世界王者ブラジルと22日に戦う日本代表のジーコ監督は、母国の報道陣を前にして「笑うなら笑ってもらっても結構だ。だがわれわれは、勝つ気でいます」と堂々の勝利宣言を行った。

 『ケルンの奇跡』にむけ、条件は満たされている。ブラジル代表選手として3度のW杯に出場し、テクニカルディレクターとして98年フランスW杯を率いたジーコだからこそ、ブラジルの弱点も知っている。
 「ブラジル代表は重圧がかかった試合の経験が少ない。そこが狙い目なんだ。確かにブラジル代表は世界一だが、その背負っている重圧も大きい。メキシコ戦を落として相当の重圧に苦しめられているはずだ」
 確かにブラジル代表はこの日の練習を急遽キャンセルし、宿泊ホテルが「市街地から遠すぎる」と組織委員会にクレームをつけるなど、ナーバスになっている。エースのロナウジーニョに至っては「僕らが苦しい状況になったなら、必ずジーコが助けてくれるはずさ」と危ない発言まで口にしている。
 対照的に日本にはリラックスムードが流れている。ジーコは母国の報道陣らに「ギリシャには4バックで勝ってしまった。ブラジル戦の先発はギリシャ戦と同じ。システムも変わりません」と、自ら明らかにする余裕すらみせた。
 またジーコ監督は「技術と戦術は確かにあちらの方が高い。でも気持ちで負けなければ大丈夫」とも話し、「ブラジルがメキシコに負けてくれてよかった。これで本気でくるからね。だからこそ勝ち目があるんだ」と自信をみせた。
 日本がブラジル代表とのFIFA主催の公式戦で戦うのは0-0で引き分けた01年の日韓コンフェデ杯以来だが、この時はブラジルの決勝トーナメント進出が決まっていた。22日は敗れた側が大会に別れを告げる(引き分けなら得失点差でブラジルが準決勝進出)真剣勝負。キックオフ前にはパレイラ監督以下、ロナウジーニョ、カカらがジーコに直立不動であいさつするという話もある。日本にとってブラジルは大きな壁だが、ブラジルにとってもジーコは大きなプレッシャーとなる。
 そして日本には、もう1人の神がいる。
 「あいつは年に1度、神になる試合があるんだ」と元代表選手も話す、GK川口能活(磐田)だ。
 「ブラジル戦? もちろんとても楽しみにしています」と話す川口はこの日、控え組中心の練習にもかかわらず、「汗をかかないとリズムが崩れるから」とレギュラー組からただ1人参加した。川口が「神になった」試合で誰もが思いだすのは、96年アトランタ五輪のブラジル戦、『マイアミの奇跡』だ。ベベット、リバウド、ジュニーニョらが放つ嵐のようなシュートを神がかりなセーブで止め続け、ついに日本は1-0で勝ち、世界は衝撃に包まれた。
 川口はこの試合をきっかけにA代表入りをつかみ、22日のブラジル戦が代表76試合目。“世界の”釜本邦茂副会長を抜いて歴代単独4位となるメモリアルゲームでもある。
 「もし日本がブラジルに勝ったら、またその時は『○○○奇跡』と呼ばれるのか?」。外国人プレスからそう聞かれた川口は、「『ケルン』でいいと思います」と笑って答えた。すでに川口のイメージの中には、ブラジルを撃破した歓喜の映像だけがあるようだ。


控え組を中心に練習 コンフェデ杯の日本 [ 06月21日 08時23分 ] 共同通信
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 【ケルン(ドイツ)20日共同】サッカーのコンフェデレーションズカップに出場している日本は20日、1次リーグB組最終戦のブラジル戦(22日)に備えて当地入りし、前日のギリシャ戦の控え組を中心に約1時間半の練習をこなした。
 先発メンバーのGK川口能(磐田)や途中出場で決勝点を挙げた大黒(G大阪)はグラウンドに姿を見せて気温30度前後の暑さの中、体を動かした。ほかの先発組はプールで疲労回復を図った。母国ブラジルとの対戦となるジーコ監督は「ブラジルは技術、戦術、経験とも高いものがあるが、自分たちにも確実にチャンスはある」と意欲を見せた。
 21日は同リーグA組最終戦のオーストラリア-チュニジア、アルゼンチン-ドイツが行われる。


切り札は大黒!ブラジル戦も任せた [ 06月21日 06時41分 ]
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 大黒がブラジル戦の“ジョーカー”になる。22日(日本時間23日午前3時45分)にブラジル代表(FIFAランク1位)と1次リーグ突破を懸けて対戦する日本代表(同18位)は20日、決戦の地・ケルンに移動し午後から練習を行った。19日のギリシャ代表(同13位)戦では、途中出場のFW大黒将志(25=G大阪)がゴールを決めて1―0で勝利。大黒はブラジル戦も途中出場の可能性が高いが、打倒カナリア軍団へ闘志をかきたてていた。 緊張感が高まっていく。ジーコ監督に率いられた選手たちは20日午後からケルン市内の練習場で大黒、中田浩ら控え組を中心にランニング、パス回し、ミドルシュートなど軽めの練習を行った。
 昨年の欧州王者・ギリシャを倒した試合後の会見で指揮官は、母国代表との大一番に向け「勝ち点3を奪いにいく。これまでは黄色いユニホームの側に立っていたが、180度変わった。今は日本代表の監督という気持ちだ」と決意を語った。
 日本代表はこれまでブラジルと6度対戦。五輪代表は96年のアトランタ五輪で勝ったことがあるが、A代表は未勝利(1分け5敗)。目の前にそびえ立つ山は険しいが、指揮官は「今は(世界の)力がきっ抗している。不必要に恐れずに自分のサッカーを展開できる勇気を出せば、結果を得ることができる」と真っ向勝負を挑む構えだ。
 その切り札になるのが大黒だ。ギリシャ戦では後半21分から玉田に代わって途中出場。0―0で迎えた後半31分、中村のパスに裏に抜け出すと、相手に囲まれながらも右足を出してドロくさく左隅に流し込んだ。
 「俊輔さんからいいボールが来ました。気づいたら(DFが)けっこう来ていると思って。これははよ打たなと思いました。やっと北朝鮮以外から点取れたんで。でもW杯予選の時よりは(うれしさは)全然ですね」。
 大黒の決勝点を生み出したのはジーコ監督の教えだった。「(メキシコ戦では)ラストパスの精度が悪いのが気になった」とミーティングでパスの大切さを訴えた。「日本のすばしっこさ、技術、タッチを生かすため」3―6―1から4バックに戻して、攻撃にかける人数を1人増やした。相手の裏を狙って中田、中村から何本も決定的なパスが送られ、大黒のゴールに結実した。
 DFの裏に飛び出す大黒の一瞬のスピードとシュートのうまさは代表の中でも1、2位を争うレベル。ギリシャ戦でも証明されたように、相手のスタミナが落ちた後半にフレッシュな大黒が投入されると日本の攻撃力は増す。ブラジル戦も途中出場となる見込みだが、カナリア軍団のサイドバックは裏を取られやすい傾向があるだけに大黒がそこをうまく突けば面白い展開になりそうだ。「ブラジルとはやったことないので楽しみ」。日本の新たなエースがケルンで奇跡を起こす。


おかわり!大黒、ブラジルも食う!「先発で点取りたい」 [ 06月21日 08時05分 ] サンケイスポーツ
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 コンフェデ杯(20日、ドイツ・フランクフルト)。ブラジル戦は任せろ!! 日本代表のFW大黒将志(25)=G大阪=が19日のギリシャ戦で決勝ゴールを叩き込み、1-0で勝利。W杯アジア最終予選・北朝鮮戦に続いてまたまた救世主となった大黒は、22日のブラジル戦でのゴールを宣言した。決勝トーナメント進出にはブラジル戦の勝利が条件。世界に見せつけた大黒様の得点力で、欧州王者の次はW杯王者を倒す。
 大黒様の神通力が、欧州王者をも沈めた。W杯予選・北朝鮮戦2試合に続いて、今度は日本サッカー史上初めての快挙の主役となった。日本代表が欧州選手権王者に勝つのは初めて。大黒の決勝弾は歴史的殊勲だ。もう、胸の内を話しても許されるだろう。試合後には、これまでにはなかった宣言が飛び出した。
 「あんまりスーパーサブにはなりたくない」。交代の切り札に甘んじてきた男が、初めてレギュラー奪取宣言。そして続けた。「監督が決めることですけど、先発で出たら点を取りたい。ブラジル戦でも同じようにいきたい」。ジーコ・ジャパンの救世主は、先発希望を告白した返す刀で、W杯王者ブラジルの粉砕も約束した。
 この自信も当然の輝きだった。後半21分、攻勢ながら無得点の状況にジーコ監督の指名がかかり途中出場すると、同31分に俊輔からのパスに反応。最後はDF4人に囲まれながら冷静だった。「GKを見て右に蹴るフリをして逆を狙った」。尻もちをつきながら、相手DFの股間に右足を突っ込んで、ボールをゴール左にねじ込んだ。
 2トップで先発した柳沢と玉田が好機でことごとくシュートを外した。柳沢が90分間の出場で2本、玉田が66分間で4本外した。対照的に、大黒は短い出場時間で必ずといっていいほど結果を出す。2月9日の北朝鮮戦は11分、今月8日の北朝鮮戦は45分で結果を出した。この日は24分間で3本のシュートを放ち、うち1本を決めた。一撃必殺ともいえる決定力だ。
 ジーコ監督の信頼は高まる一方だ。柳沢や玉田が次々とシュートをゴール枠から外したことについて、指揮官は「技術の問題ではない。焦りがなければ3点は取れていた」と険しい表情で分析。一方の大黒に対しては「相手と1対1になったときにも、落ち着いてシュートを打つことができる数少ない選手だ」と信頼を語っている。
 監督は合宿中に大黒をつかまえて何度もシュートの直接指導をしている。先月27日のキリン杯・UAE戦では、左足太もも肉離れの高原と左足首ねんざの玉田に代わり、先発の座も与えている。16日のメキシコ戦の1トップから、ギリシャ戦では2トップに布陣を変更しており、先発のチャンスは2倍になった。「大黒には期待しているんだ」と話す神様が、意気上がる大黒様をブラジル戦の先発に指名する可能性も急浮上だ。
 今年のJリーグ前半に計10得点して得点ランキング1位の座にいる“ゴールおたく”は、遠征中にも海外サッカーのゴールシーンを集めたDVDを持ち歩く。王国ブラジルのサッカーにも精通している大黒様は、22日に再び「救世主」として崇められそうだ。


黄金コンビ“亀裂”修正…俊輔&ヒデが奇跡を起す! [ 06月21日 08時05分 ] サンケイスポーツ
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 コンフェデ杯(20日、ドイツ・フランクフルト)。ジーコ・ジャパンの黄金コンビが、確かな再生のきっかけをつかんだ。
 「この間ほど相手のレベルが高かったわけじゃない。(ボールを)まわせたのでリズムができた」と俊輔。ギリシャの欧州選手権優勝は幸運だったのか、と問われた中田は「I think so(そう思う)」。欧州王者も形無しだ。
 16日にメキシコに1-2で逆転負けした直後、攻撃参加に積極的な中田のために背後のカバー役を担わされた俊輔が異議を唱え、2人に亀裂が走った。その様子はイタリア紙やドイツ紙も報じたほど世界的な話題になったが、わずか1試合で絆がよみがえった。
 メキシコ戦の「3-4-2-1」から、「4-4-2」の布陣に変えてギリシャ戦に臨んだ。4バックで初のボランチ(守備的MF)で先発した中田が深めの位置に構え、俊輔と小笠原は背後の守備にとらわれず攻撃を組み立てた。ジーコ監督が就任直後から目指していた“最強システム”が完全機能した。
 この試合の最優秀選手「マン・オブ・ザ・マッチ」には俊輔が輝いた。主将のDF宮本は「ヒデはチームの疲労を考えてキープに力を注いでいた」と、中田の犠牲心を勝因に挙げた。FW大黒の決勝弾のアシストは俊輔。これも中田が後方に位置したからこそ生まれた。メキシコ戦では皆無だった2人の連係は、相手の倍近い15本のシュートになって表れた。
 周囲の称賛が裏付ける。日本協会・川淵三郎キャプテンは「俊輔とヒデのコンビは絶妙だった」。田嶋幸三技術委員長も「あの2人がいいコンビでできた。メキシコ戦とは雲泥の差」。ドイツのサッカー専門誌キッカーの採点(別掲)で俊輔は両軍最高の2点を与えられ、次ぐ2.5点を中田に付けた。
 欧州王者相手に得た自信をW杯王者相手に確信に変える。俊輔は「(守備的に)9人が引いて速攻ではなく、自分たちのサッカーがブラジル相手にどこまでできるか。きついけど気合が入っている」。中田もイタリア語で「難しい試合だが保守的ではいけない」。共闘を復活させた2人は、ブラジルに真っ向勝負の挑戦状を叩きつけた。


ジーコ母国倒す!「今は日本の代表監督という気持ち」 [ 06月21日 08時05分 ] サンケイスポーツ
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 コンフェデ杯(20日、ドイツ・フランクフルト)。日本代表が19日のギリシャ戦に勝利。ジーコ監督(52)が決断した「4-4-2」システムがピタリとはまった。MF中村俊輔(26)=レッジーナ=と中田英寿(28)=フィオレンティーナ=のコンビも絶妙で、欧州王者を屈服させた。同日、ブラジルがメキシコに負けて日本と同勝ち点となったため、22日の日本-ブラジル戦は決勝トーナメント進出をかけた戦いとなる。ジーコ監督にとって初めての母国との対決は、運命の大一番だ。
 周囲の興奮がさめやらぬギリシャ戦後の会見。しかしジーコ監督の脳裏には、慣れ親しんだあの色が浮かんでいた。「次はブラジル戦だが?」との質問が飛ぶと、落ち着いて内心を明かした。
 「今まで黄色いユニホームの側で選手や役員としてやってきたから180度違った感じ。だが、今は日本の監督だという気持ちが非常に強い」
 王国ブラジルが生んだスーパースターが、02年に日本代表監督に就任後、初めて母国と対戦する。大会前から、ブラジルと決勝トーナメント進出をかける戦いをしたい、と話していたジーコが、自ら激しく振ったタクトで見事“ガチンコ勝負”へと持ち込んだ。
 動いて勝った。1-2で敗れた3月25日のW杯アジア最終予選・イラン戦(テヘラン)以来の「4-4-2」システム。就任以来勝率4割9厘と結果の良くない4バックは賭けの要素もあったが、大男ぞろいのギリシャ対策…自身の理想形として選手をピッチへ送り出し、流れるような展開を呼び起こした。
 後半29分にはMF小笠原に代えてMF遠藤を投入。そのまま2列目に入れ、並ぶMF中村の守備負担を減らすことに成功。その2分後に俊輔のパスを受けたFW大黒の決勝ゴールが生まれるミラクル采配だった。
 ロッカーでも動いた。ハーフタイム。前半4本のシュートを放ちながら得点なく、足を滑らせる場面の多かったFW玉田を呼びつけた。「スパイクを履き替えろ!」。玉田はポイント固定式のスパイクを履いていたが、よりポイント(歯)の高さがあって地面を噛み締める「ポイント取替式」への履き替えを厳命。自身も現役時代愛用していたタイプだ。大声で伝わる気合に、選手も背筋を伸ばして後半へ向かい、勝利をつかんできた。
 さあ、ブラジル戦。4強進出には勝つしかない。ジーコはカナリア色のユニホームを着て78、82、86年のW杯に出場し通算5得点。それぞれ、3位、2次リーグ、8強の成績を残している。98年には技術顧問としてブラジルを準優勝に導いてもいる。そんな母国の英雄が、日本を率いて牙をむく。「やり方は同じ。自分たちの良さを出し、相手の良さを消す。次に行けるかの大事な戦いだ」。勝てば日本代表のブラジル戦初白星。歴史的快挙の舞台は整った。


ストライカーぶり大黒強烈アピール…ヒデも絶賛 [ 06月20日 17時05分 ] 夕刊フジ
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 序盤からゲームを支配しながら決定打を欠いた日本。それだけに途中出場した大黒の絶好機を外さない「ストライカーぶり」が際立った。
 後半31分、中村がゴール前へ絶妙なパス、相手DFと競り合い、鋭く裏に抜け出した。「イメージ通り」。瞬時の判断でGKの位置を見極めると「右に蹴るふりして左へ蹴った」。
 ドイツ入り後も、いつも通り「とにかくシュートを早く打つこと」を心がけたが、途中出場した前のメキシコ戦ではシュートゼロに終わった。
 「そんなにボール触らんでもいいから、前におったろ」。ギリシャ戦前にそう決めていた。自ら決定機を呼び込む準備は万端だった。
 「ヨーロッパチャンピオンという気がせえへんかった。裏も取れたし、スペースにも行けた」と、大阪弁であっけらかん。「北朝鮮でのゴールばかり言われてたんで、北朝鮮戦以外でゴールできてホッとしている」。
 これまで代表で2度のゴールを決めた大黒は、そのたびに、いち早く控え組のいるベンチに走ったが、この日はスタンドに向けて両腕を挙げた。
 「少々気持ちに余裕が…」と言葉を濁したが、次戦での先発出場をアピールするには十分なパフォーマンス。中田英は外国人記者の質問に対し「最高の選手」と大黒を評した。いよいよレギュラーも見えてきた。
 「もともとちゅうちょなんかしない。(相手が)どこから取っても1点は1点。ブラジル戦でも同じように行きたい」と、早くも気持ちを切り替えていた。


欧州王者下した大黒弾!ブラジル倒して行くぞ決勝T [ 06月20日 08時05分 ] サンケイスポーツ
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by azatsu0422 | 2005-06-21 19:39 | スポーツ


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