2006年 06月 29日
今どきの専業主婦像には、次のようなケースがあると思います。 1.夫の収入だけで十分な経済力があり、家事や子育てに追われない人。例えば、夫が高収入で、家事や子育てを外注して済ませられる人、親にパラサイトして経済面や家事・子育てを依存できる人。あるいは子供の養育費や教育費と、育児に要する手間を避けるため、最初から子を作らない人。セレブ主婦のイメージ。 2.必ずしも夫の収入は十分でないが、「女性は家庭に入り、子を産み子育てに専念するもの」という固定観念が崩せない人。経済的余裕が無いうえ核家族で頼る身内もいない場合は、えてして家事と育児に追われて余裕が無い。 3.就業経験やスキルが乏しく、仕事をしたくても職に就けない人。一種のニート。主婦ひと筋で何十年も就業しないまま歳をとり、気力・体力が衰えて、今さら就業できないと考える人。今回のアンケートは35歳までなので、このケースはあまり検出していないだろう。 根拠となるデータはありませんが、今どき2.や3.は少数派で、「専業主婦が出来る人」の多くが1.の背景なのだろうと思います。しかもネット調査ということで、ネットを見て回るヒマとPCを開くだけのスキルがある主婦なら、自ずと1.の背景である人が高そうな気がします。 「あくせく働く人」と、「時間の消費を楽しめるセレブ主婦」の違いがハッキリして来たということになるわけで、いみじくも格差社会の現状が反映されているということなのでは? 専業主婦に生活満足度高く 若い世代「時間にゆとり」 [ 06月29日 19時12分 ] 共同通信 Excite エキサイト : 社会ニュース 若い専業主婦は4人に3人が今の生活に満足しているが、有職者は2人に1人-。ベネッセ教育研究開発センター(東京)が全国の25-35歳の男女2500人に行ったアンケートでこんな違いが現れた。 調査は1月、インターネットで実施。男女各1250人が回答し、有職者(正規、非正規社員、自営自由業)1921人、専業主婦461人、無職118人。 今の生活に「とても満足」「まあ満足」は、専業主婦73%、正規社員55%、自営自由業50%、非正規社員49%だった。 専業主婦の58%が「時間的ゆとりがある」としたが、有職者は35-46%。「充実した余暇を送っている」も専業主婦の48%に対し、有職者は35-40%にとどまった。
by azatsu0422
| 2006-06-29 21:10
| 社会
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