2007年 04月 12日

「平常心ではなかった」両雄の痛み分け。第三の男ヘルナンデスの勝利。裏MVPは城島選手?

試合そのものは、あわやノーヒットノーランか?…という、ヘルナンデス投手の好投と城島選手の好リードに尽きると思いました。断片的な報道からは、ヘルナンデス投手と城島選手が試合前からクールで控え目なコメントをして、大人の態度で振る舞っていたようでしたが、密かに松坂投手への闘志を燃やして、ルーキーに格の違いを見せつけたかったのではないでしょうか。

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特に昨シーズン中の報道を通じて城島選手がヘルナンデス投手のリードに苦労して来たことが私の頭の片隅にあったので、この試合を通じて城島選手が「ジャジャ馬馴らし」の成果をあげて、しかもバッティングでも松坂投手に痛打を浴びせたということで、城島選手は内心さぞ気分が良かっただろうと思います。

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松井秀選手のポリシーを借りれば、野球選手が「やるべきこと」とは「チームの勝利への貢献」に尽きますから、この試合は、両雄対決というよりも両チームの「バッテリー」対決で、その結果は、あくまでも日本の両雄に「喝!」であり、マリナーズのバッテリーに「あっぱれ!」だったと思います。



日米注目のドラマチックな対決は、両者「痛み分け」に終わりました。激しく厳しい「つばぜり合い」といった感じで、最高峰の舞台で全米にサムライの真剣勝負、決闘を見せたことが日本人として誇らしく思えました。

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イチロー選手は前の試合で三振が続き、調子が落ちて来てるのかな…と心配しましたが、「求道者」に対して素人の見立てで並の選手の如き調子の良し悪しを語るのは失礼と思い直しています。

一方の松坂投手も、何か本調子ではなさそうに思えました。そのような中で、「緊張はしなかったが、平常心ではなかった」という記事中のコメントに納得です。

イチロー選手と松坂投手の両選手ともメンタル面の問題があったのではないでしょうか。そうであって欲しいと思います。そのためにも、二人とも次の試合で本来の力を発揮すれば良いのですが…調子を落としていたり、技術的な問題を抱えていないことを祈るばかりです。


「いつもと違う瞬間」味わった=初球カーブに怒っていたかも-松坂の一問一答
2007/04/12-12:55

 レッドソックスの松坂は11日、本拠地フェンウェイ・パークで初めてマウンドに立った。マリナーズのイチローを4打数無安打に抑えたが、7回3失点でメジャー初黒星。地元デビューを終えての一問一答は次の通り。
 -初めての本拠地は。
 マウンドに上がる前、名前が呼ばれて、ファンからものすごい歓声をもらった。平常心を保つのに苦労した。このマウンドに立てたのも最高だったし、最初の打者がイチローさんであったのも自分にとってはよかった。
 -イチローと久々に顔合わせたが。攻め方は。
 (イチローが)日本からいなくなってからずっと対戦したいと思っていたので、あの瞬間はいつもと違うものがあった。
 打者を抑え、ファーストストライクを取ることはすごく重要。それを考えた結果(第1打席の)初球はカーブから入ったけど、見逃し方、見逃した後の雰囲気を見ると、イチローさんは少し怒っているのかなと感じた。
 -内容を振り返って。
 納得できるものはない。僕としては楽しみにしていた時間だったので、もっといいボールを投げられればよかった。
 -全体の投球内容は。
 最初からスライダーは抜けていたけど(調子が)悪いなりに何とか抑えようと思って投げた。寒さは気にならなかった。
 -城島には2安打。
 日本にいた時と同じ打たれ方をしたと思った。(ボストン時事)


安定感なかった=米大リーグ・レッドソックス監督
2007/04/12-12:30

 レッドソックスのフランコナ監督は、7回3失点でメジャー初黒星を喫した松坂の投球を、「カーブなどの変化球がいつものように安定していなかった」と、淡々と振り返った。イチローとの対決は4打数無安打に抑えたものの、序盤から制球が悪く、捕手のバリテックが構えたミットからボールが外れることもしばしば。相手先発のヘルナンデスが1安打完封の好投だっただけに、フランコナ監督は「あまり打たれてはいないけど、きょうは1失点でも多過ぎた」。(ボストン時事)


城島2安打「僕はオマケみたいなもの」 4月12日13時14分配信 日刊スポーツ

<レッドソックス0-3マリナーズ>◇11日(日本時間12日)◇フェンウェイパーク
 マリナーズ城島健司捕手(30)は松坂から二塁打2本を放った。それでも「松坂君はイチローさんで力を使い果たしたのでは。僕はオマケみたいなものですから」と謙そん。日本時代は松坂からプレーオフも含め6本塁打しており、相性の良さはメジャーでも変わっていなかった。
最終更新:4月12日13時14分


城島、新鋭右腕を好リード 打っては松坂から2二塁打
[ 共同通信社 2007年4月12日 15:48 ]

 イチロー、松坂の7年ぶりの再戦が注目された11日、好守に活躍が光ったのは城島だ。捕手として新鋭ヘルナンデスを1安打完封に導き「1球目にストライクを投げること。キャンプからそれしか彼(ヘルナンデス)には言ってない」と得意げに振り返った。
 21歳の右腕は160キロ近い速球が武器だけに力任せになりやすい。ボール先行で甘い直球を狙い打たれるパターンだけを避ければ、との思いは強かった。3点リードの8回、先頭打者に許した中前打で無安打無得点試合の夢は消えたが「何の問題もない。あれは(カウントを先行させようとした)初球をヒットにされたから」。捕手の目線で目的と手段、結果がそれぞれ明快に整理されていた。
 昨年、一部の地元メディアがヘルナンデスの不調を「城島の配球が原因」と決めつけたことがあった。「(ヘルナンデスも)やっと大事なことが分かったのでしょう」と城島。ヘルナンデスは今季17イニングを連続無失点、許した安打はわずか4。もうだれも城島を責めることはない。
 「日本人対決ちゅうても僕はあんまり関係ない。岡島さんと僕の“裏日本人対決”で盛り上がろうよ、と話してはいましたが」。打撃では松坂から二塁打2本。日本人捕手のパイオニアには胸のすくような夜だったか。(ボストン共同)


<大リーグ>松坂VSイチロー、4打数無安打に抑える [ 04月12日 09時32分 ]

 【ボストン(米マサチューセッツ州)村田隆和】米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔(26)は11日(日本時間12日)、当地の本拠地、フェンウェイ・パークでのマリナーズ戦で2度目の先発登板をした。注目のイチロー(33)とのメジャー初対決は、一回の第1打席が投ゴロ、三回は中飛、五回は空振り三振。七回も二ゴロに打ち取って4打数無安打に抑え、松坂に軍配が上がった。2人の対戦は00年8月以来7年ぶりだった。
 松坂はこの日が本拠地デビュー戦。マリナーズの城島健司(30)に2本の二塁打を許すなど7回8安打3失点で降板し、メジャー初黒星を喫した。
 松坂大輔の話 すごい歓声で武者震いした。(イチローへの初球がカーブで)直球なら狙ってくるだろうし、優位に進めるには初球はストライクが取れたほうがいいと考えた。(イチローとの対決を)意識しすぎてはダメだと思っていたが、打ち取りたい気持ちが強かった。悪いなりにもきょうのような投球を続けていけば結果はついてくると思う。
 ◇松坂とイチローの第2章 今、幕開け
 カメラのフラッシュのまばゆい閃光(せんこう)が、松坂とイチローを包み込んだ。18.44メートルの空間を挟み、投打両雄のライバル心がむき出しになった。
 「最も対戦したい打者」と話したイチローとのメジャー初対決。一回表、その初球に松坂は78マイル(約125キロ)のカーブを投げた。真正面から向かうことは避けてでも、イチローの出塁を防ぐ勝負に松坂は出た。
 松坂は言う。「見逃した後の雰囲気を見て、(速球を投げず)怒っているのかなと思いました」。だが、イチローは違っていた。「ジーンときたわね」。と同時に、雑念が入らず、まっさらな気持ちで、最後の対決(00年8月)から約6年8カ月ぶりの対戦に向き合えたのだという。
 99年5月のプロ初対決。当時のことを松坂はこう話す。「イチローさんのバットが刀に見えました」。最速154キロの速球とキレのあるスライダーで3打席連続三振を奪いながらも、松坂は、切っ先の鋭いイチローのバットに畏怖(いふ)を感じていたのだ。
 シーズン最多安打記録や6年連続200安打という記録をマークし、大リーグ屈指の好打者となったイチローのバットは、より名刀へと姿を変えた。しかし、誉れ高き名刀をへし折ることが、メジャーリーガー松坂の誇りであり、楽しみである。
 第1打席。内角を主体にした攻めに、その気持ちが表れた。2―3から投じた94マイル(約150キロ)の速球で投ゴロに仕留めると、第3打席にはフォークボールで空振りの三振。この日の4打席は無安打に抑えた。
 イチローは封じたが、メジャー2戦目にして敗戦投手にもなった。だから、松坂の口は重い。「(好投を期待した)ファンに応えられず申し訳ない」。だが、イチローに対しては、こんな思いを口にする。「何が何でも打ち取りたい。何を使ってでも、三振を取りたい」。大リーグ史に残るであろう2人の勝負の第2章。今、その扉が開いた。【村田隆和】


特長は多彩な変化球 マリナーズの松坂評
[ 共同通信社 2007年4月12日 16:19 ]

 マリナーズの各打者からは、変化球の多彩さを松坂の特長に挙げる声が多かった。
 1回、チーム初安打を左前に放つなど、松坂から2安打したビドロは「変化球の種類が多く、うまく緩急をつけている。一番いい球はカットボールだろう」。4番打者のイバネスも「変化球の種類が多く、それぞれのコントロールがいい。何を投げてくるかが分かりづらい」と評価した。
 その一方、2回に先制点につながる左前打を放ったギーエンは「おれには、ほとんど真っすぐ。あと2、3度対戦してみないと分からないな」と話した。(ボストン共同)


21歳、松坂に投げ勝つ マリナーズのヘルナンデス
[ 共同通信社 2007年4月12日 11:36 ]

 松坂の前に大きく立ちはだかったのは、マリナーズの21歳右腕ヘルナンデスだった。150キロ台半ばの速球と高速スライダーを軸に、7回までノーヒットに抑え、1安打で自己2度目の完封勝利を飾った。
 ベネズエラ出身で一昨年大リーグデビューし、昨年は12勝(14敗)を挙げた。今季は開幕投手に選ばれ、2日のアスレチックス戦では8回12奪三振無失点の快投。大雪による試合中止が続き、中8日の登板と間隔が開いたが、連続無失点を17イニングに伸ばして松坂に投げ勝った。(ボストン共同)


<大リーグ>松坂初黒星 岩村8試合連続安打 [ 04月12日 11時08分 ]

 【ボストン高橋秀明】米大リーグが11日、各地であり、レッドソックスの松坂が当地のマリナーズ戦でメジャー2戦目となる先発登板をして、7回を8安打3失点。本拠地デビューで初黒星を喫した。通算は1勝1敗。松坂は二回に1失点、五回は3安打を浴びて2点を失い、103球を投じた七回を終えて降板した。7年ぶりに顔を合わせたイチローは4打席無安打に抑えたものの、2年ぶりの対戦だった城島には二塁打を2本浴びた。
 デビルレイズの岩村がレンジャーズ戦に6番・三塁で先発して二回の第1打席で左前打を放ち、3打数1安打だった。岩村は開幕から8試合連続安打となり、新人の日本人選手では03年の松井秀(ヤンキース)を抜いて単独トップとなった。ロッキーズの松井稼はドジャース戦に2番・二塁で先発して、第3打席まで無安打。カージナルスの田口はパイレーツ戦に2番・左翼で先発して3打数3安打、アスレチックス戦に7番・二塁で先発したホワイトソックスの井口は3打数1安打だった。
 ◇「緊張はしなかったが、平常心ではなかった」松坂 
 松坂が本拠地のマウンドを踏んだ。「早く立ちたかった」というフェンウェイパークのマウンドに、ついにやってきた。だが、いつもと様子が違う。プレーボールの声が掛かる前、マウンドで帽子を脱ぎ、一呼吸入れた。自身を落ち着かせようとしていることは明らかだった。「緊張はしなかったが、平常心ではなかった」。松坂はそう語った。
 変化球が抜ける。速球も球威はあるが、制球がおぼつかない。失点した二回と五回。先頭打者を抑えると、何か気が抜けたかのように、次打者に対し、甘い球を投げてしまった。二回、ギーエンに放たれた左前打は0―3というカウントだったし、五回、2失点の契機となったロペスの右前打も2―1と追い込んでから投じたやや外寄りの甘い速球だった。
 マリナーズの21歳のエース、ヘルナンデスが最速156キロの速球と150キロ近い高速スライダーを武器に、快調な投球を続ける。打線の援護は期待できそうもない。「最少失点に抑えなければ」。その思いがまた、松坂の投球を縛っていった。
 大リーグ通算348勝を挙げ、7度のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)受賞を誇るロジャー・クレメンスらレッドソックスの歴代エースが守ってきた本拠地のマウンドで、地元のファンの前で初めて披露する投球だ。そこで、メジャー初黒星という屈辱を味わった。
 だが、屈辱は大きければ大きいほど、雪辱への気持ちは膨らむ。試合後のインタビュー。松坂はきちんと試合を振り返っていた。早くも気持ちを立て直していた。【村田隆和】
 ◇イチロー、ライバルという名の「武器」手に入れた 
 イチローはキャンプ中に丸刈りになり、いっそう求道者のような風ぼうになった。背番号51にとって、今季は特別な年。マリナーズとの契約最終年、そして松坂を再び迎え撃つ年だ。
 午後7時11分のプレーボールと同時に松坂と対戦した第1打席は、投ゴロに倒れた。凡打したイチローは一塁から三塁側ベンチへ戻る際、マウンド付近を横切ったが、松坂をチラリとも見ない。前日の笑顔の対面から一転、ぴりぴりとした真剣勝負の雰囲気が、場内に伝わってきた。
 初対決となった99年5月16日は3連続三振と四球。当時、イチローは5年連続首位打者を獲得した球界の第一人者だったが、18歳のルーキーにほぼ完ぺきに封じ込まれた。00年オフに海を渡ったイチローは、メジャーでも04年にシーズン262安打の大リーグ記録を樹立。米国でも孤高のプレーヤーとなり、「闘志をかき立てる投手が少なくなっている」とこぼしたこともあった。イチローは松坂とのメジャー初対決を終えて、「(今後)いつだって、ぼくを奮い立たせてくれると思う」と、自分の中における松坂の存在の大きさを、改めて口にした。
 2打席目は中飛。3打席目は空振り三振。二ゴロに倒れた4打席目の初球は、胸元を148キロの直球でえぐられてバランスを崩し、地面に手をついた。イチローはこの夜、より高みに到達するために不可欠な、ライバルという名の「武器」を手に入れた。【高橋秀明】
 ○…松坂の本拠地デビューを城島が打ち砕いた。両チーム無得点で迎えた二回1死一塁の場面でスライダーを左越え二塁打して先制点のおぜん立て。六回の第3打席でも150キロの直球を左翼線二塁打した。松坂とは04年アテネ五輪でバッテリーを組み、捕手の目線でもじっくり観察している。直球、変化球ともに完ぺきに捕らえた。城島は「イチローさんに力を使い果たして、ぼくのところに回ってきたのでしょう」と、ひょうひょうと振り返った。
 ○…21歳になったばかりのマリナーズ、ヘルナンデスにあわや無安打無得点試合を達成されそうになったレッドソックス。八回、先頭打者のドルーが初球を中前に運ぶと、3万6630人の大観衆はまるで勝利したかのように大騒ぎになった。


このままでは終わらない イチロー、4打数無安打
[ 共同通信社 2007年4月12日 12:59 ]

 大リーグで投打の個人対決にここまでスポットが当たるのは非常に珍しい。スポーツ専門放送局「ESPN」やUSAトゥデーほか全国ネットメディアがあおった対戦を、イチローは2通りの意味でとらえていた。
 「そういう状況は自分ではセッティングできないという意味で、僕自身はその場にいた自分のことが好き。でもそこで結果が出せない自分のことが大嫌い」
 多くのファンの目を集めることはプロとして無上の喜び。だが「僕がこのざまじゃあいつ(松坂)を奮い立たすことはできない」と4打数無安打と第1ラウンドに敗れた悔しさを潔く認めた。
 2000年8月以来となる対戦。プレーボール直後、打席からマウンドを見つめたときに「じーんときた」という。「あいつは特別な存在。お互いに意識しているということでしょう」。かつてプロ野球を支えた両雄は、昨年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では「王ジャパン」を優勝に導いたMVPとチームのリーダーという間柄でもある。当時買い求めた腕時計をして球場入りしたあたりに、イチローの7年ぶり対戦にかける気持ちがのぞいていた。
 「今日はいろんな意味でビッグゲーム。こういうときになかなか自分を表現できないのはストレスですね」。今後も対戦は続く。このままで終わるつもりはさらさらない。(ボストン共同)


<松坂大輔>全米最古の球場 3万6630人の観客で沸く [ 04月12日 11時27分 ]

 【ボストン(米マサチューセッツ州)高橋秀明】米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手(26)は11日(日本時間12日)、当地のフェンウェイ・パークで本拠地初登板を果たした。日米のファンが待ち望んだ、シーズン262安打の大リーグ記録保持者であるマリナーズ・イチロー外野手(33)との対決。古都ボストンの夜は「平成の名勝負」の第2章に沸いた。
 1912年に開場した全米最古のフェンウェイ・パーク。10日の本拠地開幕戦で入場券完売記録が308試合に伸びた観客席は、熱狂的なレッドソックスファンを意味する「レッドソックス・ネーション」の人たちで埋め尽くされた。この日の観客数3万6630人は、同球場で戦後2番目の多さだった。松坂投手の愛称である「Dice―K」にちなんだサイコロと「K」のマークがあちこちで見られた。ボストン在住のコンピューター修理技師、アダム・ダイヤモンドさん(37)は「イチローと松坂はメジャー最高の打者と投手の一人。だからとても楽しみにしていた」。
 一方、イチロー選手のレプリカ・ユニホームを着て応援する勇敢な少女もいた。地元の中学生、ミーガン・コッポラさん(14)は「私の一番のお気に入りはイチロー。ダイスケには悪いけれど、イチローが打って、レッドソックスが勝つのが理想だわ」。両雄の対決はは、米国民の間でも特別なものとして認識されているようだ。
 2005年、米経済誌「フォーブス」はマリナーズの市場価値を4億1400万ドル(約492億円)とし、球団が誕生した1977年当時の63倍になったと評価し、イチローの貢献が大きいと分析した。松坂投手がボストンに与えているインパクトも小さくない。松坂投手の入団に伴うマサチューセッツ州の経済効果は約7500万ドル(約89億円)と予測されている。観光客も年間2万人増が見込まれる。ボストン市内のホテルのバーでは、日本酒とウオツカをベースにしたカクテル「ダイスケ(Dice―K)ティーニ」の新メニューも登場している。


イチローはあくまで自然体…Vs松坂「まだ考えていない」 [ 04月11日 08時05分 ]
サンケイスポーツ

 【クリーブランド(米オハイオ州)9日(日本時間10日)】マリナーズとインディアンスのダブルヘッダーは雪のため中止。これで4日連続中止となり、イチロー外野手(33)と城島健司捕手(30)は球場での軽い練習後、ボストン入りした。いよいよレッドソックスとの3連戦。松坂が登板する11日(日本時間12日)には、こちらも“怪物”右腕のフェリックス・ヘルナンデス投手(21)の先発が決まった。
 この4連戦は、すべて雪のため中止。24時間で3試合という強行日程こそ回避されたが、日米が注目するレッドソックスとの3連戦は、五回途中ノーゲームを含めて、5日間試合なしという超異例の“休養明け”で臨むことになった。
 「(難しさは)実際、やってみないとわからない。ゲームにならないとね。早めのボストン入りは好要素? どうかな。そうとらえたかったら、とらえてください」とイチロー。松坂との7年ぶりの対決を前に、気持ちの盛り上がりについても「まだ考えていない」。これまで「米国で日本人同士の対決が注目されるのは、気持ちがいい」などと話してきたが、あくまで自然体で試合に入る。
 「まずはベケット(1戦目の先発)ですよ。ベケットを通り越して、大輔(松坂)は考えられない」と城島。「大輔が僕を意識しているなら別ですが、イチローさんですからね。僕が意識するのもおかしい。これまでも敵として戦ってきたから、何の不思議も感じません」。松坂との対戦成績はイチローの打率.235に対し、城島は.280。こちらも自然体だ。
 「これまでクリーブランドなんて何の思い出もなかったから」と笑ったのはイチロー。“白銀”の思い出を胸に、いよいよ怪物との戦いの地、ボストンに入った。


松坂vs.ヘルナンデスの奪三振対決にも注目
[ スポーツナビ 2007年4月11日 18:53 ]

 米大リーグで11日(現地時間)に行われるレッドソックスvs.マリナーズ戦では、松坂大輔投手とイチロー外野手の夢の対決が実現する。2人の日本人メジャーリーガーに注目が集まる中、一方で松坂の対戦投手に対しても多くのファンの視線が集まりそうだ。
 マリナーズの先発予定は21歳の怪物「キング・フェリックス」ことフェリックス・ヘルナンデス。リーグ屈指の逸材と称されるヘルナンデスは、メジャー3年目を迎えた今季、さらなる成長を期待されている。マリナーズ公式ホームページは現在、「今季ヘルナンデスが奪う三振数」を予想するファン投票を実施している。日本時間11日18時現在、約8000人の投票の中、「201~250奪三振」が最多の43パーセントを占め、ヘルナンデスへの期待の大きさを示している。
 ヘルナンデスは今季開幕戦に登板し、8回を投げて無失点、12奪三振と快調な滑り出し。一方、松坂は5日(現地時間)のロイヤルズ戦で7回を投げ、1失点10奪三振と衝撃デビューを果たし、メジャー初勝利を手にした。松坂とヘルナンデスの両投手は、ともに150キロを超える速球と鋭く落ちるチェンジアップを得意とした本格右腕。イチローとの対戦に加え、ヘルナンデスとの「奪三振対決」も注目したい。
-Tomohiko Nakashima-
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by azatsu0422 | 2007-04-12 16:20 | スポーツ


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