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2005年 02月 10日

高齢者ドライバー

ひどいわ。

今さら・・・という話題ですが、こういうニュースで世間の関心が一段と高まり、それを受ける形で道交法が改正されて規制が強化されるのが世の常、仕方ありませんし、規制する方向には賛成です。

ただ、各論になると異論が噴出して、単純に法整備できないものです。

例えば、「○○歳以上は免許の更新をさせない」というアイデアには反対します。何故なら、人によって身体能力や培って来た経験、訓練のレベルが大いに違うことは明らかなのに、それを○○歳でバッサリ斬って欲しくない、と思うからです。

私自身、運転そのものが好きだし、高齢になって身体能力が衰えれば、むしろ誰にも頼らず自立して行動するための道具としてクルマを運転し続けたいのが本音です。身体能力が落ちても経験と節操でリカバリーすれば十分安全に運転できるのに、○○歳になったから、と一方的に行動の自由度を制限されることには反対したいです。

ちなみに、ポール・フレール氏という世界的に高名な自動車ジャーナリストがいらっしゃいますが、私はかつて当時70歳をゆうに超えていたポール・フレール氏が開発中のスポーツカーを開発関係者が惚れ惚れするような速さで正確に走らせて、鋭いコメントをしていた現場を見かけたことがあります。もちろん、これは極端な例ですが、高齢でも十分安全に運転できると思われる人は少なからずいるのは事実と信じています。

逆に、元々運転センスに「?」な人が、十分な訓練もされず運転経験も乏しいまま加齢と共に身体能力や判断力が衰えて、高齢者とは言えない年齢にもかかわらず危険な運転をする人だっていると思いますし、こういう人は若くても運転を辞めるべきだと思います。

ということで、私のアイデアは免許更新時に「運転適格性の再審査」をパスする仕組みに変えることです。飛行機のパイロットは最初の更新から更新毎に適格性を厳格に再審査すると聞いたことがありますが、やはり「あるべき姿」だと思います。

そうは言っても、免許センターのような当局の更新業務に現実的な制約はあるでしょう。ただでさえ週末は混雑する免許センターの、どこで、どうやれば審査できるの?もっと混雑して苦情が続出する・・・という悲鳴が想像できます。ですから、再審査の対象年齢を○○歳以上とするのは止むを得ないかも知れません。

しかし、とにかく動体視力、聴力、敏捷性と操作の正確性といった基本的な身体能力と、判断力や法令知識などについて最低限確保すべきレベルを審査して、それすらパス出来ない人には引退していただくべきだと思います。

また、高齢者の再審査を前提に、免許更新期間を1年といった短い期間にすることも、止むを得ないかも知れません。

そして、こういうことに税金を使うのは止むを得ないと思いますし、問題の源を対策するので対症的な対策費用よりも効率的な成果が期待できます。少なくとも癒着した業者にほとんど誰も読まない交通標語のポスターや高そうな冊子を印刷させるなら、その手間ヒマとカネを、こちらへ回す方が実効があるのでは?
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by azatsu0422 | 2005-02-10 13:26 | クルマ


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