ボロは着れども心は錦。

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2006年 06月 29日

専業主婦が出来る人の背景は?

今どきの専業主婦像には、次のようなケースがあると思います。

1.夫の収入だけで十分な経済力があり、家事や子育てに追われない人。例えば、夫が高収入で、家事や子育てを外注して済ませられる人、親にパラサイトして経済面や家事・子育てを依存できる人。あるいは子供の養育費や教育費と、育児に要する手間を避けるため、最初から子を作らない人。セレブ主婦のイメージ。

2.必ずしも夫の収入は十分でないが、「女性は家庭に入り、子を産み子育てに専念するもの」という固定観念が崩せない人。経済的余裕が無いうえ核家族で頼る身内もいない場合は、えてして家事と育児に追われて余裕が無い。

3.就業経験やスキルが乏しく、仕事をしたくても職に就けない人。一種のニート。主婦ひと筋で何十年も就業しないまま歳をとり、気力・体力が衰えて、今さら就業できないと考える人。今回のアンケートは35歳までなので、このケースはあまり検出していないだろう。

根拠となるデータはありませんが、今どき2.や3.は少数派で、「専業主婦が出来る人」の多くが1.の背景なのだろうと思います。しかもネット調査ということで、ネットを見て回るヒマとPCを開くだけのスキルがある主婦なら、自ずと1.の背景である人が高そうな気がします。

「あくせく働く人」と、「時間の消費を楽しめるセレブ主婦」の違いがハッキリして来たということになるわけで、いみじくも格差社会の現状が反映されているということなのでは?


専業主婦に生活満足度高く 若い世代「時間にゆとり」 [ 06月29日 19時12分 ] 共同通信
Excite エキサイト : 社会ニュース

 若い専業主婦は4人に3人が今の生活に満足しているが、有職者は2人に1人-。ベネッセ教育研究開発センター(東京)が全国の25-35歳の男女2500人に行ったアンケートでこんな違いが現れた。
 調査は1月、インターネットで実施。男女各1250人が回答し、有職者(正規、非正規社員、自営自由業)1921人、専業主婦461人、無職118人。
 今の生活に「とても満足」「まあ満足」は、専業主婦73%、正規社員55%、自営自由業50%、非正規社員49%だった。
 専業主婦の58%が「時間的ゆとりがある」としたが、有職者は35-46%。「充実した余暇を送っている」も専業主婦の48%に対し、有職者は35-40%にとどまった。
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by azatsu0422 | 2006-06-29 21:10 | 社会
2006年 06月 23日

支離滅裂で身勝手な葛藤ぶりに、呆れる。

畠山容疑者への印象は、「身勝手さ」です。自分の事しか愛せない人なんだな、と思います。
男を連れ込み、子供にカップ麺を持たせて家の外へ出して、その間、近所の住人が呆れるような嬌声をあげてセックスに興じていた…という畠山容疑者の日常を思うと、いかなる「しおらしい」供述も嘘臭く感じてしまいます。結局は、刑を少しでも軽く済ませたいだけのことじゃないか、と思わざるを得ません。

そして、恐ろしいのは、都会に限らずどこでも潜在的に畠山容疑者みたいな人が増えているような感覚です。

それは、子供の虐待だけでなく、もはや一般化しているような感さえある出会い系サイトを介した不倫の横行、学生から主婦に至るまで様々な女性がバイト感覚でAV出演、パチンコやパチスロに依存する主婦、幼い子供を放置して外出したりパチンコに興じる親、身の丈を顧みない買い物、消費者金融への依存、放漫な家計のやりくりによる破綻や自己破産の続出、…といった、節操の欠如が全国津々浦々で「普通の出来事」になっている気がして、こういう当事者が潜在的に畠山容疑者の予備軍である可能性が高い気がするからです。

昔はムラ社会特有の相互監視と、「一家の恥」みたいな緊張感が、「だらしない行為」に対して一定の抑止力を持っていたと思うのですが、誰もが匿名性の気楽さと、過剰なプライバシー意識を持ってしまった以上、今さら昔に戻るわけにも行きません。

それにしても、「個人の身勝手」を責めるなら、突き詰めれば私も含めて日本中の誰もが大なり小なり身勝手な一面を持っているのではないでしょうか…?

かといって、どこまでのゾーンなら「許される身勝手」で、どこから「許されない身勝手」なのか?…などという「線引き」を議論するのも幼稚です。さらには、あらゆる身勝手を糾弾して抑圧的に生きることを議論するのも、どこかの原理主義みたいで現実的ではありません。

現状はモラルやマナーの遵守・向上を交通標語のように連呼するだけで、虚しさを感じますが、節操を守り、利他的な行動や社会貢献を、積極的にするほど「得する」社会システムがあればいいな…と思います。こんな発想をすること自体が馬鹿馬鹿しく思われても仕方ありませんが、果たしてどうすれば良いものか…。

そもそも、モラルやマナーをを損得につなげようとすること自体が無節操だ、という矛盾を指摘されるかも知れません。ただ、残念ながら今の日本人は私も含めて知的水準が昔よりも確実に低下して、精神構造も幼稚化しているのは事実だと思います。そのために教育改革に力を入れることは否定しませんが、教育を変えて国民全体のレベルを向上させるには、少なくとも二世代、60年かかるという話を聞いたことがあります。しかも、「国を愛する心」を議論するだけで大騒ぎして、何も決められないような状況では絶望的です。であれば、先ずは、皆の知性に訴えたり今どきの教育システムに頼るよりも、損得の合理性で片づけざるを得ないのではないかと思うのです。


「犯行忘れたかった」 男児殺害で畠山容疑者 [ 06月23日 12時36分 ] 共同通信
Excite エキサイト : 社会ニュース

 秋田県藤里町の藤里小1年米山豪憲君(7つ)殺害事件で、死体遺棄容疑で逮捕された畠山鈴香容疑者(33)の弁護士が23日会見し、畠山容疑者が豪憲君の捜索に参加したことについて「自分がやったことを忘れたくて、豪憲君を一生懸命捜した」などと話していることを明らかにした。
 また遺棄した遺体について「早く見つかった方がいいと思っていた」などと話しているという。
 会見した有坂秀樹弁護士らによると、畠山容疑者は、4月に水死した長女彩香ちゃん=当時(9つ)=が不明となり、翌日まで見つからなかったことから、豪憲君の家族に「ああいう気持ちを長くさせたくない」と考え、「ここなら見つかりやすい」と思って、川岸の草むらに遺棄。遺体を埋めたり川に流すなどは考えなかったという。
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by azatsu0422 | 2006-06-23 14:37 | 社会
2006年 06月 21日

共感、憤り、そして迷う。

1.本村洋さんへの共感

まず、被害者の夫であり父である本村洋さんの心情に共感しています。私は、そういう立場です。

この事件が起きた直後、私がこの夫と同じ立場になったら…と考えて、家内と話し合ったことがあります。確か、最初の判決が出る前で、本村さんが「自分の手で殺したい」という趣旨のコメントをして物議をかもす前だったと思います。

私は、「いかなる判決だろうが、あらゆる手段を考えて、自分の手で犯人をなぶり殺してしまいたい。」と言いました。はからずも本村さんと似たような事を考えていたと思います。むしろ、司直に委ねず自分自身の手で犯人を残虐に殺したい…と考えてしまった私は、明らかに常軌を逸していました。

それに対して、家内は「そんな事をしても、あなたが損するだけで、誰も報われないよ?」と言いました。
私は、「それでも構わない。そうしないとオレの気が済まない。」と答えました。
家内は、「あなたの気が済んでも、周りに迷惑かけるわよ?」と言いました。
「…じゃあ、オレは、どうすればいいんだ?」
「…仕方ないわよ。」
「仕方ないで済ませられるか?とにかく、オレは気が済まない…っ!」
ふつふつと、込み上げて来る怒り、やるせなさ…。ぶつけようのない感情…。震えました。
私たちは沈黙して・・・話が煮詰まりました。あれから早や7年が経つようですが、それ以来、家内と私は、この話題に触れていません。


2.司法への憤り

私も役所みたいな組織の会社に勤めた経験がありますし、今も役所の規制と折り合いをつけながら仕事をしているので、組織とか役所の論理、法解釈や手続き論の一端は実感しています。

そんな実感から司法をお役所仕事と同じように解釈すれば、今回の差し戻し判決には「最高裁のくせに、この期に及んで、未だ内輪の論理でお役所仕事するのかよ?」という憤りが込み上げます。高い所から「死刑の道筋をつけてやっただけでも良いと思え。」…と見下された感じがします。もしくは、裁判官から「私にも人生があるんで、あなた方の事件で自分のキャリアにリスクを背負い込みたくないんだよ。この辺で勘弁してくれ。」と言われた気分です。

裁判官にしてみれば、そんな気持ちなど微塵も無いかも知れません。専門家のブログを読むと、今後の未成年の死刑適用に影響する注目すべき判例になりそうで、そもそも最高裁の立場では、これ以上、踏み込んだ判決を下すことが事実上、極めて困難なようです。トップが現場の事に入り込み過ぎると、現場が却って混乱するという組織論から、トップの分を守っているのでしょう。そういう意味では、「法曹界の常識」の中では、最大限に踏み込んだ判決だったようです。

そりゃ、死刑の判決を下すということは、その判決をした人が事実上、その被告を殺すという意思決定をするわけですから、軽々しく判断できない事は理解できます。良くも悪くも判例が後の似たような事件の判決に影響するのでしょうし、判断する当事者(裁判官)は、無難に逃げられるものなら逃げたい気持ちでしょう。

それにしても…、裁判の迅速化がテーマでありながら、結局はお役所的な手続き論に逃げて、事件の落着を先送りしてしまったのは事実です。ここまで7年。これで高裁に差し戻して1~2年、高裁で死刑判決が出ても、上告になるのか知りませんが、とにかく被告弁護側は最高裁で徹底抗戦するでしょうから、死刑が確定するのに、今から少なくとも3年はかかるのでしょうか?

所詮、司法の人達は人事異動で担当を外れるでしょうから、「知ったことじゃない」のかも知れませんが、本村さんはどうなるの?他の長期化した数々の裁判を思えば、たかが10年なんて我慢しろ、ということなのでしょうか?

今度の国政選挙で最高裁の信任投票の機会があったら、この事件に関わった裁判官には「×」の票を入れさせてもらいます。


3.迷い

事件発生から10年、15年かかるのか分かりませんが、仮に死刑判決が確定して、死刑が執行されたとしても、本村さんの人生は何だったのかな?…と思い、自分なりの答えも見出せぬまま、自分自身に戸惑っています。

私が本村さんだったら…?事を成した後で世間に訴える必要も無い以上、事を荒立てないような言い方、例えば、「これで、妻子の墓前に報告できます。」と、とりあえず可も不可も無くコメントするしかありません。事を成し遂げた後で饒舌になり、わざわざ世間の反感を買っても仕方ありませんから…。

「法に則り」とは言えますが、被告を殺すように仕向けたという点で、本村さんは公言した通り「自分の手で被告を殺した」ことになるでしょう。
私は冒頭で書いたように、家内へ「私だったら、(犯人を)なぶり殺しにしてやる。」と言いましたが、このような裁判のプロセスを経て、ジワジワと被告に「死」を現実にさせて行くことで、多少は心理面で犯人を「なぶり殺す」ことに成功したのかも知れません。

私は首尾よく死刑執行の時を迎えられたとして、果たして気が済むのだろうか…。被告と被告弁護団は、あらゆる手段で抗戦して、あるいは懇願して、許しを請うのかも知れません。それらを全て無視して、生き延びようとする人間を自分の手で死に至らしめた時、そこには達成感や爽快感、充実感があるのでしょうか?

その後、私が最期を迎え、幸運にも「あの世」で家内に再会出来た時に、家内から
「あなたが私たちを思って犯人を死刑に追い詰めてくれたけど、私は満足していない。それよりも、あなたが失った多くの事が悲しい。」などと言われたら…?

「お前が満足してくれなくても、オレは構わない。いいんだ。オレは妻子の弔い合戦というよりも、自己満足のために、やったことだ。」…と、あの世で家内に言うのでしょうか?そんなこと言ってしまったら、妻子への愛情でなく、ただの自己愛で人を殺しただけになってしまう…?

…じゃぁ、殺された妻子を愛するために、私はどうすれば良かったのでしょうか…?
健気に「妻子の分も、精一杯、現世を生き抜きます。」と殊勝な言葉で頑張る、ということでしょうか?

頑張って働いて妻子を養い、妻子と共に過ごすひとときを楽しみ、私の仕事での自己実現を妻子と喜びを分かち合いたかったのに?子供に働く私の背中を見せて、私の生き様を伝えたかったのに?分かち合う家族が現世にいないのに?
…そんなの、奇麗事です。妻子のぶんも、精一杯に生きる?…理性で解ったとしても…、力が入らないよ、きっと…。

結局、私は誰のために生きるのでしょうか…?幼稚で俗人な私は、煮詰まってしまいます。

私が本村さんだったら…、あの世に逝っても、現世に呼び戻されるまで延々と悩み続けることになるかも知れません。それは、それで地獄です。

それとも、妻子に再会を果たせぬまま、「人を殺めた者」として私も地獄へ堕ちて、地獄で犯人と再会して、現世に輪廻するまで、何百年、何千年と、果てしない歳月の間、ずーっと…、犯人と格闘し続けるのかも知れません。

宗教は、そういう所を説いて、怨みを諌めているのかな…などと、考えてしまいました。


<光市母子殺害>無期懲役を破棄、審理差し戻し 最高裁 [ 06月20日 15時22分 ]
Excite エキサイト : 社会ニュース

 山口県光市で99年に母子を殺害したとして、殺人や強姦致死罪などに問われた当時18歳の元少年(25)の上告審で、最高裁第3小法廷(浜田邦夫裁判長・上田豊三裁判官代読)は20日、死刑を求めた検察側の上告を認め、広島高裁の無期懲役判決を破棄し、審理を高裁に差し戻した。判決は「無期懲役の量刑は甚だしく不当で、破棄しなければ著しく正義に反する」と述べた。最高裁が無期懲役判決を破棄・差し戻したのは99年以来、3例目。差し戻し後に死刑が言い渡される公算が大きくなった。
 少年法は18歳未満の被告に死刑を科すことを禁じており、事件当時18歳と30日だった元少年への死刑適用の是非が問われた。1、2審は「死刑を検討すべき事案」としたうえで、最高裁が83年に永山則夫元死刑囚(97年に執行)に対する判決で示した基準に沿って死刑適用の是非を検討。殺害行為に計画性がないことに加え▽前科がない▽発育途上にある▽不十分ながら反省の情が芽生えている――ことなどから更生の可能性があると判断し、死刑を回避した。
 しかし、第3小法廷は殺害の計画性がない点について「強姦目的を遂げるために殺害行為を冷徹に利用しており、特に被告に有利な事情とは言えない」と判断。更生の可能性についても「罪の深刻さと向き合っていると認めることは困難で、18歳になって間もないという点も、死刑を回避すべき決定的な事情とは言えない」と指摘した。そのうえで「1、2審が酌量すべき事情として述べた点だけでは、死刑を選択しない理由として不十分で、量刑を維持することは困難」と結論付けた。
 また、遺体の状況から「殺意がなかった」とする弁護側主張についても「1、2審の認定は揺るぎなく認められる」と退けた。差し戻し審で被告に有利な新事情が認められない限り、死刑が言い渡される可能性が高い。
 今回の判決は、下級審の量刑に影響を与えそうだ。
 1、2審判決によると、元少年は99年4月14日、光市の会社員、本村洋さん(30)方で、妻の弥生さん(当時23歳)を強姦目的で襲い、抵抗されたため手で首を絞めて殺害。傍らで泣き続けていた長女夕夏ちゃん(同11カ月)を床にたたきつけたうえ絞殺した。【木戸哲】
 ▽被告の弁護人、安田好弘、足立修一両弁護士の話 殺人及び強姦致死は成立せず、著しく正義に反する事実誤認があり判決は不当。2審の量刑判断を誤りとした点も判例の死刑適用基準を大きく逸脱し、死刑の適用を積極的に認めようとするもので不当だ。
 ▽山本修三・最高検公判部長の話 検察官の主張を是認した適正妥当な判決。引き続き差し戻し審で迅速・的確な公判遂行に万全を期したい。


<光市母子殺害>死刑の可能性「恐怖と向き合い反省を」 [ 06月20日 21時10分 ]

 「これからまた、どれだけの歳月が流れるのか」。山口県光市で99年に起きた母子殺害事件の上告審判決に対し、被告の元少年(25)に死刑を求め続けてきた遺族の本村洋さん(30)は「最高裁自ら判決を下してほしかった」と静かに切り出した。一方で、無期懲役判決の破棄で、被告が死刑になる可能性は高まった。「命を取られる恐怖と向き合って反省し、人の心を取り戻してほしい」。本村さんは語気を強めた。【安部拓輝】
 午後3時。妻弥生さん(当時23歳)と夕夏ちゃん(同11カ月)の遺影を両手に抱えた本村さんは、うつむき加減に目をつむり、判決を聞いた。「原判決を破棄する」。閉廷後、そばに寄り添う遺族らと立ち上がって、裁判官に深く頭を下げた。
 「最高裁で死刑判決を下してほしかった」。本村さんは会見で切り出した。「無期懲役にならなかったことに感謝はしている。しかし、ここまで7年かかった」と裁判が続くことに徒労感をにじませた。
 結審後の4月中旬、現場のアパートを訪れた。7回目の命日に届いた花の鉢のそばにジュースを供え、手を合わせた。語りかける言葉は何も浮かばず、自分にそっと言い聞かせた。「どんな判決が出ても、僕は自分の人生を一生懸命生きるから」
 「私がこの手で殺す」。1審判決後、無念さを吐き出した発言には、批判も相次いだ。インターネットでは「人殺し」と中傷の書き込みをされ、犯罪被害者の権利拡大を求めて運動する姿を、被告にまで揶揄(やゆ)された。
 そんな被告が判決を前に、反省の心境を語っていると漏れ聞く。「自分の命を取られることを初めて実感したときに、自分の犯した罪の重さを知る。それこそ死刑という刑罰の意味だと思う」。会見で力を込めた。
 「被告は18歳以上。刑法でも死刑を認めている。何とか人間の心を取り戻して死刑を受けてほしい。悔い改めてもなお、命を落とさなければ償えない罪がある。その残酷さを知って、犯罪が起こらぬようにする方法を社会は考えなければならない」。2、3日後には、2人が眠る北九州の墓を訪れる。「区切りがついたよ」と語りかけるつもりだ。


<光市母子殺害>被告の元少年「死んでも償えない」 [ 06月21日 03時00分 ]

 「もう一度裁判があるなら、その機会を大切にしたい」。広島拘置所にいる被告の元少年(25)は20日夕、接見した知人から判決を知らされ、そう語ったという。
 「自分のしたことは死んでも償えることではないし、謝罪しても許されることではない」。判決前の接見で、被告は話した。それでも「たとえ償いきれなくても、生きていることが許されるのなら、償いの気持ちを表し続けていきたい」と思っているという。
 母親が自宅で自殺したのは中1の秋。高校時代には、仲間からズボンのポケットに花火を突っ込まれてやけどを負った。事件を起こしたのは卒業から2週間後。「ずっと、心の奥底で友達や本当の家族を探していたように思う」。知人への最近の手紙には、そんな言葉もあった。
 拘置所で知り合った男性への手紙に、「ありゃーちょーしづいてる」と、遺族を中傷する言葉を書いた。裁判の過程で発覚し「全く反省していない」と強い非難を浴びたが、2審判決は「知り合った相手のふざけた手紙に触発された面もある」とも指摘した。


罪重いが生きたい 山口母子殺害の元少年被告 [ 06月15日 19時36分 ] 共同通信

 山口県光市の母子殺害事件で、殺人罪などに問われ1、2審で無期懲役(求刑死刑)を言い渡された男性被告(25)=事件当時(18)=が20日の最高裁判決を前に「罪は重く極刑以外ないが、生きたい。悪人のまま終わりたくない」と話していることが15日、関係者の話で分かった。被害者の遺族に謝罪の手紙を書き続けているという。
 上告審では2審判決を変更する際に開かれる弁論があり、最高裁は死刑相当と判断する可能性もある。弁護側は「ようやく事実と向き合い、反省している」とし、遺族は「手紙は読んでいない。死刑の可能性を感じて初めて真剣になったのだろう」と話している。


無期懲役破棄、差し戻す 母子殺害事件で最高裁 [ 06月20日 15時32分 ] 共同通信

 山口県光市のアパートで1999年4月、会社員本村洋さん(30)の妻子が殺害された事件で、殺人罪などに問われた男性被告(25)=事件当時(18)=の上告審判決で、最高裁第3小法廷(浜田邦夫裁判長=退官、上田豊三裁判長代読)は20日、無期懲役の2審広島高裁判決を破棄、審理を同高裁に差し戻した。検察側が死刑を求めて上告していた。
 最高裁によると、記録が残る66年以降、2審無期懲役を不服として検察側が上告した事件で、最高裁が2審を破棄、審理を差し戻したのは、連続4人射殺事件の永山則夫元死刑囚(97年執行)などに続いて3件目。
 2000年3月の1審山口地裁判決と02年3月の2審判決は「犯行態様は計画的とまでは言えない。年齢も(死刑が適用できる)18歳になって1カ月しかたっておらず、内面の未熟さが顕著で、更生可能性がある」と判断し、死刑を選択しなかった。


中国新聞地域ニュース 「また長い歳月」光母子殺害で遺族 '06/6/21

c0019485_1321640.jpg【写真説明】高裁差し戻しの判決後、厳しい表情で会見する本村さん=20日午後4時5分、東京・霞が関の司法記者クラブ(撮影・室井靖司)

 ▽「最高裁は死刑の判断下してほしかった」
 「最高裁自ら死刑という判決を下してほしかった」。二十日言い渡された光市母子殺害事件の上告審判決。最愛の妻と娘を奪われた会社員本村洋さん(30)は言い切った。事件から七年余。男性被告(25)の死刑を求め、遺族の思いや犯罪被害者の権利を訴えて続けてきた。広島高裁への審理差し戻しでさらに「戦い」は続く。「また多くの歳月を費やすのかと思うと納得し難い」と本村さんは唇をかんだ。(久行大輝)
 「原判決を破棄し、高裁に差し戻す」―。最高裁第三小法廷の傍聴席最前列。二人の遺影を抱いた本村さんは真っすぐ前を向き、身じろぎ一つしなかった。
 判決後に行われた東京・霞が関の司法記者クラブでの記者会見。本村さんは「弁護側が主張する『事実誤認』を却下し、十八歳で未熟であったというのは死刑回避の理由にならないと明示したのは評価する」と淡々と語った。
 広島高裁に差し戻される公判では、死刑判決という想定も浮上する。しかし、「裁判のやり直しになり、これからどれだけの歳月がかかるか。裁判の迅速化が叫ばれているのに」と繰り返した。
 妻と子を理由なく殺され、新婚家庭をわずか一年半足らずで奪われた。その無念をメディアで積極的に発言してきた。事件後、週刊誌に被告の実名を挙げた手記も発表した。仕事の合間に全国を飛び回り、犯罪被害者の権利向上を訴えてきた。
 この日の会見でも被告について「反省しても、死をもってしか、償うすべはない」とあらためて強調した。
 本村さんの行動は、被害者への司法の対応を変えた。遺族傍聴席の確保、遺影持ち込み、意見陳述の保障…。「司法も大きく変わってきた」と感じる。だが、事件から約七年二カ月。「二人を守ってやれなかった」との悔しさは晴れない。
 本村さんはこの日、被告から二通の手紙が届いたことを明らかにした。「刑を軽くするための手段の気がして…」。判決確定後に読むつもりで、封を開いていない。


中国新聞地域ニュース 地元住民、思い複雑 光母子殺害 '06/6/21

 無期懲役を破棄し、審理を広島高裁に差し戻し-。光市で一九九九年に母子が殺害された事件で、最高裁が審理のやり直しを言い渡した二十日、現場近くの住民らは遺族のつらい思いを受け止めた。一方、被告について知る住民は複雑な表情をみせるなど、事件の重さを物語っていた。
 現場となった部屋の前には、白い花が手向けられていた。近くの主婦(31)は「被告は罪の重さと向き合ってほしい」と訴えた。
 犯罪の被害者支援に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)被害者支援センターハートラインやまぐちの小嶋容子理事長(57)は「妻子への深い愛情と事件への苦しみ、悲しみが司法の場を動かした」と受け止めた。
 「無期懲役では済まされない罪を犯したことを再認識してほしい」と現場近くに住む主婦(31)。事件当時、捜査に当たった捜査員の一人は「高裁で再び判決が出るまで、あと何年かかるかと思うと歯がゆい。遺族への配慮だけでなく、あるべき社会に向けて、なぜ最高裁は判決を下さないのか」と繰り返した。
 一方、被告の育った環境などを知る光市内の主婦(49)は「やったことは許されないが、屈折した生い立ちを考えると複雑。死刑を求める遺族の気持ちもよく分かるが、そこまではとの思いも消せない」と話していた。
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by azatsu0422 | 2006-06-21 12:42 | 社会
2006年 06月 16日

吠えろ、ジーコ!

ジーコ監督へ

日本人は農耕民族でムラ社会育ちなせいか、基本的に甘えん坊です。責任を背負うのが嫌で、「自分で主体的に考える」ことが苦手です。たとえチームの勝敗がどうなろうが、意見が対立するよりも、その場を穏便に収める方が良いと考えてしまうものです。チームが負けてもムラ社会の根性が染み付いているので、とにかく吊るし上げられるのが嫌なのです。

キリスト教には「許す」「復活する」という精神がありますが、信仰の無い日本では「許す」という感情がないうえ、社会的には敗者復活の機会を求めることは「往生際が悪い」と思われ、サッサと切腹する「桜散る」的な潔さが美徳、とする感性が根強くあります。

だから、日本のムラ社会では「自分の責任を認める」=「切腹」であり、今でも社会的な抹殺を意味します。事実上、復活の機会も与えられません。機会が皆無とは言いませんが、奇跡的な幸運と努力がかみ合った、極めてレアなケースしかなく、普通に考えれば絶望的です。それを絶望的と決めつけてしまう私のような言い方も、日本人の潔い?心です。

だから、日本人は責任から反射的に逃げてしまうのです。そして、他人へ「潔さ」を求めるわりに、自分自身が潔く責任を取らされることの無きように立ち振る舞うのです。誰もが責任から逃げる不条理こそ、サムライ精神を失った現代日本人の(腐った)根性です。

というわけで、責任を取りたくないので、誰も自分で考えず指導者に従順でいようとします。そして、厳しい状況に陥るほど、思考停止に陥って指導者を頼ろうとします。所詮、ほとんどの日本人は従順な僕(しもべ)に安住するのが気楽で大好き。評論家に徹して結果を上に押しつけながら、自らは言われた事の範囲内でしか動けない民族なのです。

日本人が上から受ける指示の中で、「自分で考えろ」と言われるのが、日本人にとって最も厳しい指示なのです。そして、今どきの若い日本人は、「私には分かりません。」と、すぐに逆ギレして居直ります。「私は責任を取る立場じゃないので、考える必要はありません。責任者が具体的に指示したことの中で、自分がやりたいと思えることしか動きません。」と言うのです。自称「責任感」のある人で、何かと「責任が取れません。」と言う人も、そう言って高みの見物を楽しみたがるタイプです。私自身がそういう弱い人間なので、自分の弱味は解っています。

ジーコ監督、中田英選手、川淵会長を吊るし上げる報道を見かけますが、こういう論調と、それに共感する大多数の人達こそ、典型的な日本人です。悪い話は他人事にして、誰かを吊るし上げて自分の事から切り離すのが今どきの日本人の心です。武士道精神なんて、あり得ません。サムライ精神がある人ほど、吊るし上げを食らって切腹のリスクを背負いやすいのです。逆に言えば、ジーコ、中田、川淵の3人だけが、日本サッカー界のサムライなのです。

武士道精神といえば、多くの日本人は無宗教なので、モラルや精神的な自立を支える信仰がありません。サムライ・ブルーなどと言っても、日本人の武士道精神は明治の頃から徐々に崩壊して、第二次大戦後は完全に解体されて、その後、米国流の合理性へ60年以上、3世代以上かけてフォーマットされて来ましたから、今の日本人にかつての武士道精神を期待するのは不可能です。

ですから、狩猟民族的なアグレッシブさと、キリスト教の精神的支えを前提に、日本人へ大人の扱いで接しても、期待されるような手応えは得られません。優しくされても、甘やかされたかのように勘違いして増長し、ますますユルんでしまうだけです。幼稚園児や小学生低学年の子供達に厳しい躾をするような対応が必要なのです。

ジーコ監督は、今まで選手を信じて大人扱いして、辛抱して育てて、技術的には格段に進歩しました。でも、残念ながら選手達はピッチの上で走りながらゲームを創造するほど成長できなかったようです。「かいかぶり」だったのかも知れません。中田英選手は例外的に心の強い日本人ですが、そんな中田選手もゲーム中ずっと強い気持ちで集中力を維持するのは難しそうです。三都主選手は日本民族じゃないけれど、今どきの日本人よりも日本的な甘えん坊って印象を、詰めの粗いプレーや、シミュレーションのような常にワザとらしい倒れ方から感じています。日本での育ちが長かったせいかも知れません。

中田選手以外は、恐らく「ドイツに行きたい」のではなく、「ドイツに連れて行って欲しい」というのが本音で、「決勝に進出したい」のではなく、「決勝に進出させて欲しい。」という根性なのです。「自分が勝ちたい」のではなく、「勝ったチームの出場メンバーに自分がいたい」というワケです。ほとんど全員のメンバーが、当事者でありながら他人事になっているのだと思います。

ここはひとつ、情けない気持ちを気力の全てに置き換え選手達にぶちまけて、怒声を浴びせ続けながら、選手達に逐一指示してやって下さい。今の選手達に創造を期待するのは不可能です。言われたことの範囲しか出来ません。


ジーコが怒りの闘魂注入!「根性みせろ」吠えまくった3分間 [ 06月16日 08時05分 ] サンケイスポーツ
Excite エキサイト : スポーツニュース

 日本代表・W杯合宿(15日=日本時間同日、ドイツ・ボン)神の怒りだ。サッカー日本代表・ジーコ監督(53)が15日の午後練習で、主力選手をピッチ中央に集めて「根性みせろ! W杯で先発するのはお前たちだろ!!」とカミナリを落とした。ドイツ入りして以来、初めて選手を大声で叱責。1次リーグ突破には勝利が至上命題となる18日のクロアチア戦を目前にし、土壇場でみせた監督のマジ激怒が、日本代表を奮い立たせる。
 ジーコ監督の怒声が、ピッチに響いた。
 「これじゃダメだ! オレたちは今、W杯を戦ってるんだ! 今回負けたら終わりなんだぞ!!」
 顔がみるみるうちに紅潮する。午後から始まった攻撃練習の途中に、修羅場は突然訪れた。
 クロアチア戦で先発を予定する主力組のうち、DF宮本(G大阪)と中沢(横浜M)を除いた8人が、敵陣でボールを奪って攻撃に転じるパターンを繰り返す…はずだった。しかし、パスは途切れ、控え組のMF小野(浦和)らにボールを奪い返されて逆に何度もセンターラインを割られてしまう。約15分が経過したところで、ジーコ監督は練習を中断。センターサークルに8人を集めると、大声でまくしたてた。
 「もっとメリハリをもってやれ! 根性をみせろ! 彼らは後発なんだ。先発するお前たちが引っ張っていかなくてどうするんだ!!」
 約3分間-。日本代表が先月26日にドイツに乗りこんでから初めて大声で叱責した。午前中は当地に雷鳴が轟いたが、午後には神のカミナリだ。MF中田英(ボルトン)もFW高原(ハンブルガーSV)も、怒声にうなだれる。ピッチ上に張りつめた空気が覆った。
 W杯はジーコ・ジャパンの4年間の集大成。ドイツ入り後は選手たちに余計なプレッシャーを与えないために、温和路線を敷いてきた。12日の豪州戦では先制しながら試合終了6分前から相次いで3失点し、痛恨の逆転負け。それでも怒りを抑えて「がっかりしても仕方がない」と選手たちを励ました。それなのに、親の心、子知らず。練習で気持ちのゆるんだプレーをする主力組に、ついに堪忍袋の緒が切れた。
 ジーコ監督は、日本人以上に精神を重んじる。J1鹿島時代の96年夏、南米合宿中にたるんだ選手がいたために、炎天下でチーム全員に1時間半も根性論を話したこともあった。代表監督に就任してからも、W杯予選など大事な試合を前に「技術や戦術があっても、最後は気持ちなんだ」と口癖のように説いてきた。
 FW柳沢(鹿島)は「うまくいかなくてイライラしてた。みんなが同じ方向に向いていく状況をつくらなきゃいけない」と怒りの意図をかみしめた。「可能性がある限り、最後まであきらめずに本気でやるのがブラジル人なんですよ」と話すのは、ジーコ監督と一心同体の鈴木通訳だ。
 「W杯は戦争なんだ」とジーコ監督は語っている。命がけの大一番となるクロアチア戦まであと2日。怒り一閃で闘魂注入。神が落としたカミナリが、23戦士を目覚めさせた。


サッカー=中田英がメディアの悲観を一蹴、「日本の方が強い」 [ 06月15日 13時11分 ]

c0019485_11502560.jpg 6月14日、サッカーワールドカップ(W杯)日本代表の中田英寿(右)が、日本の1次リーグ突破は難しいとするメディアの悲観論を一蹴した。写真は、ジーコ監督と話す中田英(2006年 ロイター/Kimimasa Mayama)


 [ボン(ドイツ) 14日 ロイター] サッカーの2006年ワールドカップ(W杯)1次リーグ初戦でオーストラリアに敗れた日本代表の中田英寿が、日本の1次リーグ突破は難しいとするメディアの悲観論を一蹴した。
 中田英は14日の外国人記者の取材に英語で答え、「あなた達はいつも悲観的だ。我々が出来ることは次の試合に勝つと信じること。(次戦の)クロアチアは良いチームだが、それでも、日本の方が強いと信じている」と、力強いコメント。
 オーストラリア戦の悔しい敗戦を「もう過去のこと」と話す中田英は、残り2試合で勝ち点4を手にするのが目標かとの質問に対し、「なぜ勝ち点4なんだ?2試合残っているので、我々は勝ち点6を手にすることが出来る」と、強豪クロアチアと世界王者のブラジルに連勝する意気込みをみせた。
 日本は18日、第2戦でクロアチアと対戦する。


サッカー=ジーコ監督、FIFAの誤審認める発言に怒り [ 06月16日 14時30分 ]

 [ボン(ドイツ) 15日 ロイター] サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会に出場する日本代表のジーコ監督は15日、日本が1─3で逆転負けした12日のオーストラリア戦で日本に与えられるべきPKが見過ごされたと、国際サッカー連盟(FIFA)が誤審を認めたことについて、怒りをあらわにした。
 ジーコ監督は「今言っても何も変わらない。あの時PKが与えられていたら、全てが変わっていたかもしれない」と、FIFAが誤審を認めたタイミングについて不満を示した。
 FIFAが誤審と指摘したのは、1―1で迎えた終盤、ケーヒルがゴールに向かう駒野を倒した場面で、「主審のミスは明白」としていた。
 ジーコ監督はさらに、主審が試合後に日本の先制点は誤審だったとしてオーストラリア人選手に謝罪したとされることについても、「審判はそういうことを言ってはならない」と批判した。
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by azatsu0422 | 2006-06-16 11:41 | スポーツ
2006年 06月 08日

被害者の子が何をしたっていうの?

歳の近い子を持つ親として、とにかく悲し過ぎる。

「(容疑者は)何でそんなことしたんだよぉ…。」

心の中で、何度もつぶやいてしまった。容疑者の背景と動機がわかったところで被害者が元に戻るわけじゃないし、新たに色々な感情が湧き上がるだけだと分かっているが…。

「その子が何したっていうんだよ?」

やっちゃダメだよ。被害者の子が加害者にとってどんな存在で、加害者にどんな事情があったか知らないけれど、どれほど精神的に追い詰められても、やっちゃダメだよ…。

それが分かる人なら、そもそも加害者が殺意を抱く状況にならなかったと思うけど…。
今後、加害者のような人が現れないように、万がいち思い詰めたり殺意を抱いている人がいるなら、この事件で目がさめて思いとどまるように、祈るしかありません。



<秋田男児殺害>「私が首絞めて殺した」畠山容疑者が認める [ 06月08日 18時10分 ]
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 秋田県藤里町粕毛家(かすげいえ)の後(うしろ)、町立藤里小1年の米山豪憲(ごうけん)君(7)が殺害された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された近くに住む無職、畠山鈴香容疑者(33)が8日、県警能代署捜査本部の調べに対し、「豪憲ちゃんの首を絞めて殺した」と殺害について認める供述を始めた。捜査本部は殺害の動機を追及し、殺人容疑でも再逮捕する方針。
 同日午後の取り調べで、畠山容疑者は大声で泣きながら殺害を認め、そのうえで「豪憲ちゃんに手を合わせて拝みたい」と話したという。畠山容疑者は一連の事件について「1人でやった」と供述している。
 供述によると、畠山容疑者は5月17日午後3時半過ぎ、帰宅途中の豪憲君を自宅に呼び入れ、首を絞めて殺害した。その後、軽乗用車に乗せて遺体を運び、約10キロ離れた能代市二ツ井町の草むらに遺棄し、ランドセル、帽子は遺体のそばに捨てたという。
 畠山容疑者は逮捕前、毎日新聞の取材に「17日午後2時から同4時まで自宅でドライフラワーを作ったりしていた。いつもは聞こえる下校時の小学生の声が聞こえなかった」などと話し、事件への関与を否定していた。
 4日深夜の逮捕後は、死体遺棄容疑については認め、殺害についてほのめかすこともあったが、その後は供述を二転三転させ、「疲れた」などと訴えて取り調べが中断することもあった。「外出から帰ってきたら(豪憲君の)死体があった」などと不自然な供述もしていた。
 捜査本部は、遺体や畠山容疑者の車から検出した血痕、尿反応などの鑑定を進めるとともに、動機や事件の詳しい経緯を調べている。【川上晃弘、馬場直子】
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by azatsu0422 | 2006-06-08 21:56 | 社会