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2006年 08月 24日

しばらく出かけます。

しばらく出かけてメンテナンスが出来ないので、コメントとTBの受付をしばらく中止します。
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by azatsu0422 | 2006-08-24 23:57
2006年 08月 24日

斎藤投手の魅力

早実の『ハンカチ王子』  斎藤投手の魅力は? [ 東京新聞 ]

 夏の甲子園を歴史的な名勝負の末に制した早稲田実業のエース斎藤佑樹投手の人気がすごい。「ハンカチ王子」の異名のもとになった、青いハンカチは飛ぶように売れる。四連投を支えた「酸素濃縮カプセル」にも問い合わせが殺到。「人気低迷する野球界の救世主になる」という声もあるほどだ。日本人のハートをわしづかみにした十八歳の魅力はどこに-。 (片山夏子、中里宏)
 「同じハンカチが欲しい」「どのブランドか教えて」
 斎藤投手が、甲子園のマウンドで、ポケットから青いハンカチを出して汗をぬぐったことから、「幸運の青いハンカチ」ブームが起きている。
 東京・池袋の西武百貨店池袋本店では、駒大苫小牧と引き分けた二十日の決勝後、問い合わせが相次いだ。優勝が決まった二十一日にはハンカチ・タオルの売り上げが前年比200%に。同店は二十二日から急きょ、紳士物売り場に「青いハンカチコーナー」を設置。この日の売り上げは前年比300%に達した。
 青いハンカチを置いた紳士物売り場には、三、四十代の女性が多いが、中には二十代のOLの姿も。
 ■ブランドは?商品探し過熱
 豊島区の主婦竹内久美子さん(36)は「仕事に御利益がありますようにと友人に贈る。斎藤君の使っていたブランドが知りたかったのだけれど」と少し残念そうだった。
 同店広報担当の亀井奈緒子さんは「紳士物売り場がいつもと違う雰囲気になりました。斎藤投手が験を担いで同じものを使い続けたので、ブランド特定も過熱している」と話した。
 早稲田実業の地元、東京・国分寺にあるイトーヨーカ堂でも「優勝後から青いハンカチやタオルが次々と売れています」。
 大手ハンカチメーカー「川辺」(東京)には、百貨店などから「そちらの商品ではないか」と問い合わせが相次いだ。柄の情報を集めたが、「薄い青色に白で英語が入っているようだが、特定は難航している」
 もうひとつ「斎藤投手効果」でブームになっているものがある。高気圧酸素カプセル。斎藤投手は決勝前日も、宿舎に持ち込んだ持ち運び式のマシンの中で体を休めたという。
 酸素カプセルは、二〇〇二年のサッカーW杯直前に、左足の甲を骨折したベッカム選手が使った。全治六週間だったがぎりぎり間に合い、「ベッカムカプセル」と有名になった。
 二年前、日本で初めて製造した高気圧酸素カプセルの販売を始めた「アルファ販売株式会社」(京都市)によると、圧縮空気に新たに酸素を加え、通常空気中の約21%を占める酸素を30-35%の濃度にするため、全身から高濃度の酸素が取り込まれ代謝が上がるという。
 小島広三同社会長は、「血行が良くなって疲れが取れたり、二日酔いが治ったりする。骨折などけがの治療にも効果があるといわれ、整骨院や病院でも使われている」。一台約四百万円と高価だが月十-十五台は売れる。「ブームはこれからですよ」とほくほくだ。
 東京・北青山の「ボディーチューニングサロン オーツープラス」は、ここ二日予約電話が鳴りっぱなし。「どういうものか」「効能は」と疲れている会社員などから予約が殺到している。
 どんな効果があるのか。実際に体験してみた。
 銀色のビニールに包まれた大きなカプセルに入る。「閉めますよ」とファスナーが閉められ密室に。氷まくらが快適。中は結構、広い。シューッと音がして酸素が入ってくるとカプセルがドームのように広がる。一・二気圧まで上がるので、耳に少し圧迫感がくる。ゆっくり呼吸するうちに、いつしか眠っていた。
 一時間後、ぼーっとして起き上がると、体がリラックスし、肩が軽くなっているのを感じた。「椎間板(ついかんばん)もゆるむんですよ」と言われて測ると、一六四・六センチだった身長が何と一センチも伸びていた。
 「ハンカチ王子」は、なぜこれほどまでに世の中の共感を集めたのか。
 「他人を見下す若者たち」の著書がある速水敏彦・名古屋大大学院教授(教育心理学)は「斎藤投手は礼儀正しそうに見えるし、ハンカチをきちんとたたんでしまうなど紳士然としている。傍若無人な若者が多い中で、ああいう青年を見ることが少なくなった。大人がつい拍手を送りたくなる気持ちは分かる」と話す。
 スポーツで頂点に立った若者として、斎藤選手と、世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級チャンピオンの亀田興毅選手を対比させる人も少なくない。
 行儀の良い斎藤選手が「善玉」なら、対戦相手を威嚇したり見下す発言をすることが多い亀田選手は「悪玉(ヒール)」の扱いだ。
 “しつけ”をめぐり、亀田選手の父親と民放ワイドショー出演中に激論となった漫画家のやくみつる氏は「(激論で)世の中の反応は(賛否)半々だった。ブームで斎藤投手が礼賛される部分は健全で、そういう目が世の中に残っているということは愉快なこと。(亀田選手をよしとしない)もう半分の人の受け皿ができた感じ」とみる。ただ、王子様ブームに関しては「多分につくられたもので、斎藤君もとまどっているのでは。(亀田選手も)都合のいい対立軸として据えられた」と苦笑する。
 ■実は兄と同居 親元から自立
 さらに「きちんとした立ち居振る舞いをする斎藤君は、実は兄と同居して親元から自立している。逆に亀田選手は父親に従順で、親にとっては都合がいい。世の親たちは、どちらがいいのか自問自答してみては」と提案する。
 前出の速水教授は著書の中で、競争社会の中で劣等感を抱いた若者が、他人の能力を否定することで自分の価値を高めようとする感情を「仮想的有能感(他者軽視)」と造語している。
 駒大苫小牧のエース、田中将大投手との2試合にわたる投げ合いを「男と男の勝負」と称し、一歩も引かなかった斎藤投手は対極にいるということだろう。
 一方、「斎藤投手と亀田選手には共通点がある」というのはトレンド(流行)研究家の菅原健二氏。
 「『国家の品格』がベストセラーになっているように、今は気品があるということがトレンドになっている。気品があるとは余裕があるということ」
 ■血にじむ努力 表情に出さず
 亀田選手に気品とは首をかしげたくなるが、「亀田選手は、王座決定戦ではよれよれになったが、この前までは余裕で楽々と勝っていた」からだそうだ。
 その点、斎藤投手は文句なしだ。「クールでさわやか。懸命さが表に出ず、力を余して投げているように見えるところに、人は気品を感じる」
 規定による引き分けとなった二十日の決勝戦で、斎藤投手は延長十五回に最速の147キロを記録した。
 「そこがポイント。トリノ冬季五輪女子フィギュアスケート金メダルの荒川静香選手も同じだ。気品があり、きりっとした姿勢が受けた。採点の対象にならないのにイナバウアーをやる余裕もあった」
 斎藤投手は、下半身を徹底的に鍛えるなど血のにじむような努力をしてきた。ところが、顔や体つきにいかつさはない。菅原氏は「そこもポイント。仮面ライダーの俳優を見れば分かりやすい。初代の藤岡弘さんは男くさくて熱い感じだったが、今の仮面ライダー俳優は汗や泥のにおいがしそうにない」と解説する。
 もっとも、余裕を見せながら優勝するなんて、まねをしようにも簡単にできることではない。菅原氏は「かなりの実力の裏打ちが必要」とくぎを刺した。
<デスクメモ>
 新人のころ、エース荒木大輔を擁する早実を甲子園で取材した。当時の取材宿舎は畳の大部屋で、扇風機の風に原稿用紙がひらひらと舞った。汗で鉢巻きが重くなった。あれから二十四年。「高気圧酸素カプセル」となれば隔世の感があるが、丸刈りのりりしさは「大ちゃん」も「佑ちゃん」もよく似ている。 (充)
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by azatsu0422 | 2006-08-24 23:35 | スポーツ
2006年 08月 23日

女性にとって「都合の良い男性」とは、蜃気楼のようなものか?

彼女達が、芸能人としてのイメージを壊さずに、かつプライベートの乙女心も満たすような男性とは、どんな人なのでしょう?

ルックスが好みで客観的にも良くて、身も心も健康的で、文武両道でスポーツも知性も第一級で、高所得で、趣味が良くて、誰からも愛される性格で、元々やんちゃだった時期があって、ちょいワルの雰囲気がチラリと見えたりするけど、一方ではカワイイ所があって、憎めない実直さがあって、色んな分野の実力者とフレンドリーな人脈を持っていて、パーティやトークで皆が盛り上がるような楽しさがあって、これらを裏づけるような経歴を持っていて、トレンディな仕事をしていて成功実績があって、しかも仕事はずっと上昇軌道で、でも、どんなに多忙でも彼女の都合に合わせて恩着せがましくなく自然に時間を割いてくれて、彼女の生き方にいつも共感して物心共々全面的にサポートしてくれて、彼女に寂しい思いをさせないような細やかな気遣いを常にしてくれて、いつも彼女が新鮮な気持ちになれるようなサプライズを提供してくれて、癒されたい時には静かに優しく抱きとめたまま聞き上手になってくれて、一方でベッドでワイルドな気分になりたい時は、そんな気持ちを察して気を失うまで激しく求めてくれて、そして・・・、生涯、そんな風に添い遂げて、浮気しないで一途に見守ってくれる人。

国生サンと梨花チャンに、そんな男性が現れますように!

私的には…、「そんな風になりたいな、と思ってる男」じゃ、ダメっすか?…と、妻子持ちが榮倉奈々チャンに、ここで告っても意味ないか…(恥)


梨花の素顔はマジメ? 国生さゆり崖っぷち本音トーク [ 08月23日 17時05分 ] 夕刊フジ

 米人気ドラマ「デスパレートな妻たち シーズン1」のDVD(発売元=ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント)のリリース記念イベントと試写会が22日、都内で開かれた。
 タイトルにちなみ、独身で“崖っぷちキャラ”の国生さゆり(39)と梨花(33)が本音トークを披露から。「もし浮気されたら?」との問いに梨花は、「(相手の)女性問題だけは、ひいちゃう」と意外とマジメな素顔がチラリ。同じ質問に国生は、「その場では何も言わず、浮気の資料を集めて見せて、優しく『どういうこと?』と聞く」と答え、会場をわかせた。
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by azatsu0422 | 2006-08-23 21:46 | 芸能
2006年 08月 23日

常勝チームの重圧。

ゼロから常勝チームに育て上げて、常勝を続けるには、初出場や初優勝を目指すチームとは異なる難しさがあるのだと思います。

「勝って当たり前」になると、優勝が「0点」で、100点を目指すには、単に勝つだけでなく、ドラマチックな「勝ち方」を求められるようになるでしょう。
それから、「甲子園優勝メンバー→鳴り物入りでプロ入り」を、「夢」というより「現実の野心」として抱いた球児が入部して来るでしょうから、そういう部員達の節操と高いモチベーションを維持させるためには、指導者に圧倒的な人間力が求められることでしょう。
下世話な話、優勝を前提とした学校経営の中に組み込まれていたら、資金面や学校関係者の
スケジューリングといった運営も優勝を前提に動いているのかも知れません。

このような状況を、実直、生真面目に受け止めるほど、その重圧は凡人には想像もつかぬものになるのだろうと想像しています。

でも、凡戦で優勝するよりも、誰もに「どちらにも優勝旗を渡したい。」と思わせた、ドラマチックな準優勝の方が、ずっと良かったと思います。

それから、3連覇できなかったとしても、喪失感は無いのではないかと思います。皆が温かく迎えてくれて、来季へ向けて心機一転、新鮮な気持ちで前向きに取り組めるのではないでしょうか。

何はともあれ、先ずは香田監督が大事に至らず、しっかり療養して軽快することを祈りたいですし、監督が安心して療養に専念できる環境を、学校と部員で一致団結して整えることが、次の優勝に向けた第一歩になるのだろうと思います。


重圧、体調不良とも闘った…駒苫・香田監督の夏
[ 08月22日 08時05分 ] サンケイスポーツ

 (第88回全国高校野球選手権大会、第16日、決勝、駒大苫小牧3-4早実、21日、甲子園)重い十字架を背負った戦いが幕を下ろした。泣き崩れる選手を見つめる駒大苫小牧・香田誉士史監督(35)の目もまた、潤んでいた。
 「常に“打倒駒苫”の話題が報道されて、重圧があった。でも最後まで五分五分(の戦い)でしたから、選手をたたえてあげたい」
 先発した2年生の菊地翔太投手が一回にピンチを招くと、迷わず田中将大投手(3年)を送り出した。劣勢の展開も最後は1点差に迫り、王者の意地をみせた。
 実は疲労からくる体調不良をおしてのさい配だった。試合中、ベンチ裏で吐いていたという。試合後に宿舎に戻ると再び体調不良を訴えた。北海道に戻ったあと検査入院する予定で、8月下旬から米国で開催される日米親善試合の日本選抜チームのコーチも辞退した。
 それほどまでに壮絶な戦いだった。73年ぶりの夏3連覇の偉業は早実に阻まれたが、この悔しさを胸にまた聖地に帰ってくる。

c0019485_19433616.jpg 〔写真:聖地に別れを告げる香田監督。体調不良をおしてのさい配だった〕
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by azatsu0422 | 2006-08-23 20:26 | スポーツ
2006年 08月 23日

一躍アイドル…。

鳴り物入りでプロになっても、故障や伸び悩みで消えてしまう選手をはじめ、周囲の喧騒に自分を見失ったり、商売先行でマネジメントにご執心でスキャンダル先行になり、今イチ尊敬されない選手、そして何よりも、「名選手」を超えて、金字塔のような大記録に名を残す「大選手」になれなかった甲子園のアイドルが多々いる中で、斎藤投手には王監督か、それ以上の野球人として球史に名を残して欲しいと願う次第です。
斎藤投手には、そんな期待が出来そうなオーラを感じています。


斎藤フィーバー過熱!家に帰れない! [ 08月23日 06時12分 ]

c0019485_195287.jpg多くの生徒、父兄に祝福され、優勝報告会に登場した斎藤(手前)ら早実ナイン






 悲願の夏の甲子園初優勝を達成した早実(西東京)が深紅の大旗を持って東京へ凱旋した22日、一躍アイドルとなった斎藤佑樹投手(18)が大フィーバーから“隔離”されることになった。優勝報告会が行われた国分寺市の同校に約3000人が詰めかけるなど、あまりの過熱ぶりに父・寿孝さん(57)が憂慮。当面は斎藤を騒ぎから遠ざけて休養に専念させる。
 どこに行っても人であふれ、声援が飛んだ。すさまじいばかりのフィーバー。行く先々で人垣は絶えない。お目当てはもちろん、この夏の甲子園で一番の感動を呼んだエース斎藤だった。
 涙と歓喜の日本一から一夜。西宮市内の宿舎の前には早朝からファンが集まった。そのほとんどが“斎藤ギャル”で、関係者はやむを得ず大阪からの移動中、斎藤を徹底的にガードした。
 新大阪では一般の改札口を通らず、地下の特別通路からホームへ。この通路は02年のサッカー日韓W杯の日本代表と、03年にリーグ優勝目前の阪神が移動の際に使用した通路で、新大阪駅の職員は「高校野球でここまでの(警備を)やるのは記憶にない」と驚く。ホームでは警官、警備員30人のうち15人と学校関係者が斎藤を取り囲む。新幹線の車内ではJR職員と警備員がガード。東京駅でもファンが殺到し、ガードの外から携帯電話で写真を撮り続け、学校に着くと地元市民約3000人が出迎えた。
 「すごいですねえ。ちょっと…」。斎藤は苦笑いするだけだったが、思いがけない騒ぎに寿孝さんは困惑気味にこう話した。「本人は疲れていて、こんな(騒ぎ)になってるので何とかかくまってやることを考えてます。1人っきりにしてあげて、ゆっくりさせてあげたい。静かな環境をつくってあげたい」。現在は兄・聡仁さん(21)と下宿している都内のアパート、さらに群馬・太田市の実家までファンが詰めかけているという。母・しづ子さん(46)も「こんなになるとは思わなくて…。帰りは気をつけないと」と心配。本来なら実家に戻って休養する予定だったが、急きょ変更し、下宿や実家以外の場所で甲子園の948球の熱投の疲れを癒やすことになった。
 早実側は「警備を付けるなど特別扱いすることはない。一生徒として学業に専念してもらう」としており、ゆっくりできるのは残り少ない夏休みの間だけ。ただ、日米親善試合のメンバーに選ばれている斎藤は25日には集合し、26日からの合宿を経て渡米する。このため騒動を離れられるのは23日、24日の2日間しかない。でも、20日間に及んだ甲子園滞在からやっと帰京した斎藤にとって、貴重な2日間の休養となる。
 ≪マネジメント事務所も熱視線≫スポーツマネジメント事務所大手のサニーサイドアップも斎藤の“獲得”に意欲的だ。同社関係者は「彼には知性がある。ヒデ(中田氏)をほうふつさせる。長い目で見て、ぜひお手伝いをさせていただきたい」と熱烈にラブコール。今後4年間はアマ選手としてプレーする可能性が高いため、近日中の契約は厳しいが、将来的に交渉したい意向を示した。同社幹部には早実出身者がいるうえ、次原悦子社長は現在、早大の大学院に通っていることもあり、魅力ある“後輩”獲得を目指す。


斎藤早大進学へ 将来メジャーも視野 [ 08月23日 06時12分 ]

c0019485_1932408.jpg笑顔を見せる斎藤(左)と後藤






 早実を悲願の夏の甲子園初優勝へ導いた斎藤が22日、今秋ドラフトでプロ入りする意思がないことを表明した。斎藤はプロを将来的な目標と位置づけ、強いメジャー志向も強調。進学先は早大が最有力だ。
 すさまじい歓迎を受けた国分寺市の学校で、斎藤は注目の進路について口を開いた。優勝報告会が行われたラウンジ。周囲のざわめきの中ではっきりとこう言った。
 「高校を出てすぐにプロ入り?それは考えていません。将来的には、野球人としてプロとか、野球関係の仕事をしたいとは思っています」
 今秋の高校生ドラフトが行われるのは約1カ月後の9月25日。もしプロ入りするならば、9月15日までに日本高野連へプロ志望届を提出しなければならない。だが、斎藤はこの届けは出さずに進学する方向だ。進学先については「これから考えます」と明言を避けたものの、系属校のため推薦で入学できる早大が最有力となっている。
 当初から進学が第一路線だった。学業の成績は優秀。進学を前提に考えている父・寿孝さん(57)は「あとは本人が勉強したいか、したくないかによる」と話し、今月中にも家族会議を開いて最終的に進学を確認することになる。
 今センバツは準々決勝で横浜に大敗。そこから急成長した今夏は甲子園で7試合948球を投げ抜いた。驚異的なスタミナに加え、クレバーな投球にプロの評価は急上昇。この日、都内でスポニチの取材に応じた巨人・渡辺恒雄球団会長(79)も「そりゃどこの球団でも欲しいだろう。1巡目の可能性?それはそうだ」と話すほどで、もしプロ志望に変われば一躍1巡目候補になってくる。
 最後に「メジャーは最終目標。行きたい気持ちはあります」とメジャー志向も示した斎藤。神宮のマウンドでさらに成長して4年後、メジャーを含めた日米争奪戦になるのは間違いない。
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by azatsu0422 | 2006-08-23 19:28 | スポーツ
2006年 08月 22日

青いハンカチ。

最後までクールな表情を崩さず、青いタオル地のハンカチで額の汗をぬぐう早実・斎藤投手は女性ファンの心をキュンとさせていたようです。
一方、駒大苫小牧・田中投手がジョークを兼ねて?黄色いハンカチを持ち込み、額の汗を拭くシーンをTVで観ました。

ささいなジョークとはいえ、両校・両者のキャラの違いを垣間見た気がします。

斎藤投手が途中で精魂尽きていたら、小学校から名門早大までの一貫校に連想されるイメージと重なり、ハンカチと共に「線の細い都会的なオボッチャン」と思われてしまったかも知れません。実際、彼のプロフィールや甲子園出場までの経緯を知らずに、そのような先入観を抱いて観ていた人が多かったのではないでしょうか?
(追記:今や様々な媒体で斎藤投手の道のりが報道されて周知のことですが、群馬から上京して兄弟の自炊生活で通学しながら精神的なタフさを身につけたようですし、最後までクールな表情を崩さなかったのは、昨年、感情がキレて日大三にコールド負けした時の反省によるものだそうです。)

一方、駒大苫小牧は、これまでの戦績に対する自負、周囲の期待を踏まえて、早稲田ブランドと都会派チームの線の細さを心のどこかでナメていたのかも知れません。そんな心の隙が先のジョークに現れてしまったように思えました。

ところが、いざとなったら先入観を大いに裏切られたわけで、むしろ代わりの投手もなく一人で投げる斎藤投手の方が投球数が多いのに、最後まで球威とキレが衰えず、球速も速かった。斎藤投手は全てが終わった時に感極まったようですが、それだけ「ひたむき」に張り詰めていたのでしょう。

駒大苫小牧は、全国各地からスカウトした選手を集めて、強豪校に集って来た部員のモチベーションの維持にワキの甘い所があったからこそ不祥事が起きたのでしょうが、あるとこ「エリートの線の細さ」は、駒大苫小牧の方にあったのかも知れません。


早実・斎藤、家族の支えでつかんだV!最高の恩返し
[ 08月23日 08時05分 ] サンケイスポーツ

 全国高校野球選手権大会で早実(西東京)初優勝の原動力となったエース、斎藤佑樹投手(18)。その“快腕”を支えたのは家族の力だった。小学校時代、父親とのキャッチボールで投手としての土台を築き、早実に進学してからは同居する兄が炊事や洗濯などをサポート。そして、母は息子たちの2人暮らしを気遣って毎週末に上京し激励し続けた。斎藤は家族の思いに、全国制覇という最高の親孝行で応えた。
 球史に残る熱投を演じた高校生右腕が育ったのは、ごく平凡なサラリーマン家庭だった。斎藤は1988年6月6日、群馬県太田市で、会社員の父、寿孝(としたか)さん(57)と母、しづ子さん(46)の二男として誕生。生誕時の体重は2950グラムだった。
 寿孝さんが元高校球児だったこともあり、3つ違いの兄、聡仁(あきひと)さん(21)と一緒に、3歳からボール遊びをし始めた。「当時から活発な子でしたが、小さい犬を見て泣いてしまうなど、優しい普通の子でした」としづ子さん。
 斎藤は太田市立生品小1年の時、地元の少年野球チーム「生品リトルチャンピオンズ」で野球を本格的に始めた。小学4年以上しか入れない規則だったが、聡仁さんがすでに所属。斎藤は「兄と野球がしたいから」と母に“懇願”。しづ子さんがチームと交渉し、特例での入団となった。
 寿孝さんは野球を始めた息子2人と、球が見えなくなる夕方まで裏の畑でキャッチボール。当時から投手だった斎藤は、小学校の卒業文集で将来の夢について「メジャー選手(ニューヨーク・ヤンキース)」と記した。
 中学卒業に際し、斎藤は地元の野球強豪校からの誘いを断り、「勉強もして人間的にも成長したい」と、超難関校の早実に推薦入学を果たした。しかし、県立桐生高の野球部員として群馬大会準決勝まで進出した聡仁さんは、大学受験に失敗。早大進学を夢見て上京し都内の予備校で浪人生活を送ることになった。
 早実には野球部寮がないため、2人は東京都小平市の2LDKの部屋で共同生活をスタート。高校球児の斎藤を気遣い、家事や炊事は聡仁さんが担当。試合前などには元球児の経験を生かし、「豚キムチ丼」などのスタミナ料理でバックアップした。
 両親も都会で生活する息子を気遣い毎週上京、家族の会話を心がけた。斎藤のトレードマークになった“青いハンカチ”について、しづ子さんは「柄が気に入ったので、上京したときに持っていった」と明かす。
 斎藤は普段から両親とのメール交換を頻繁にする。21日の決勝再試合前、斎藤は前日に延長15回を投げ抜いたにもかかわらず、炎天下のスタンドで応援するしづ子さんに「お母さんの体調は大丈夫? 早く(試合を)決めるからね」と気遣うメールを打った。
 そして早実初優勝。中学の卒業文集で、将来の夢について「荒木大輔2世」とつづった斎藤の夢は現実となった。聡仁さんも今春、私大に合格し大学生に。支え続けてくれた家族に、斎藤は最高の形で恩返しをした。
c0019485_1903492.jpg 〔写真:早実のある東京都国分寺市に戻り、最高の笑顔を浮かべる斎藤(中央)。右は主将の後藤〕





早実佑ちゃんの青いハンカチを探せ! [ 08月23日 10時29分 ] 日刊スポーツ

 佑ちゃんの「青いハンカチ」を探せ-。早実斎藤佑樹投手が使ったタオル風ハンカチが話題を集めているが、全国のデパートなどには「どこのブランドか教えて」と問い合わせが相次いでいる。デパート側もメーカーなどに聞いているが、いまだに斎藤のハンカチは特定されていない。テレビ局のワイドショーもチームを結成して探している。デパートでは、似た模様の青いハンカチをまとめ買いする人も現れているとか。
 東京・西武百貨店池袋本店によると、決勝戦が引き分けに終わった20日ごろから、同店に「斎藤投手が使っているハンカチはどのブランドですか」「あの青いハンカチはありますか」などの問い合わせが入り始めた。優勝が決まった21日や、一夜明けた22日も同様の問い合わせは続き、1日平均で十数件にのぼったという。
 22日は、開店と同時に青いハンカチをまとめ買いする客や、1人で複数枚買う女性客がいたという。同店では「まだ、あのハンカチのブランドなどは特定できていないのですが、縁起がいい『幸せの青いハンカチ』ということで、同じ青色のハンカチを買う人が増えたようです」と話した。斎藤が使うタオル地のハンカチはもともと、実用性が高いことから今年は売れていたが、ここ数日はさらに売り上げが伸びたという。
 このハンカチは、斎藤が初戦から使用。タオル地で、薄い青色に白い英語や模様がうっすら入っている。尻のポケットから取り出して、マウンド上で顔の汗を丁寧にぬぐう姿が話題になった。斎藤は22日、「あれほど騒がれるとは思いませんでした。験を担いだ部分はあります」と明かし、母親のしづ子さん(46)は「群馬から上京したとき持たせた、普通のハンカチなんですけどね」と話した。しづ子さんが群馬県太田市の自宅近くの店で買ったものだという。
 デパートや各メディア、ファンがハンカチを特定しようと全力で探しているが、大手ハンカチメーカーでも分からない。川辺(東京都)では「全国の百貨店や量販店から『斎藤投手のハンカチは川辺さんのではないのか』という問い合わせが何件も寄せられています。しかし、正確な柄も分からず、特定できていません」と話した。


最後の球は決めていた 斎藤佑樹投手
2006年 8月22日 (火) 11:13

 マウンドで、早実のエース斎藤佑樹君は右足で10回ほど土を固めた。次の1球で終わりにする。感謝の意味を込めた。
 打者に向かい、左手のグラブを胸の前に持っていく。その中で右手でボールを握る。サインにうなずき、左足を半歩ひく。体を右後ろにひねりながら左足を大きく上げると、踏み出した。
 144キロの直球がミットに収まった。本当に最後の1球になった。
 小学1年で兄と野球を始めた。夕飯後、父に「トレーニングしないとうまくならないぞ」とはっぱをかけられ、泣きながら腕立て伏せをした。負けん気が強かった。
 中学軟式野球部の3年間、遠投を肩が疲れるまで毎日続けた。肩やひじを故障したことはこれまで一度もない。球速を決める右脇の後ろの広背筋は、張り出すほどだ。
 何度も変化を遂げ、挑んだ大会だった。
 昨年の西東京大会、準決勝で日大三にコールド負けした。以来、マウンドで感情を封印した。投手の生命線と言われる内角の直球に磨きをかけた。今春の選抜大会では、3連投となる横浜(神奈川)戦で大敗した。スタミナをつけるため、走り込みを繰り返した。
 この夏が始まる前、捕手の白川英聖君と決め球を決めていた。これまでの試合で、打者を抑えた最後の1球と打たれた球を書き出すと、抑えた球のほとんどが直球だった。その「一番最後に投げる得意の球」で、夏を締めくくった。
 69回登り、948球を投じた甲子園のマウンド。試合後、ひとり駆け出すと土を袋に入れた。(五十嵐聖士郎)
     ◇
◆「部員・スタンド、全員主役」
 試合後のグラウンドで、斎藤佑樹君は取材陣の質問に答えた。
 ――優勝を決めた瞬間、何を思った。
 和泉監督を優勝監督にできたのが一番うれしいです。やっぱり自分をここまで成長させてくれたのも和泉監督だと思うので感謝しています。
 ――疲れはあったでしょう。
 はい。でも最後なんで気持ちで絶対負けないようにしようと思ってました。今まで戦ってきた仲間が土壇場で逆転してくれたり、ほんとに仲間を信じることが余裕につながったんだと思います。
 ――お母さんにはどんな報告を。
 こんなに連投しても大丈夫な体に生んでくれてありがとうと言いたいです。
 ――9回に本塁打を打たれた。
 打たれた瞬間はやばいなと思ったんですが、どっちにしろスリーアウトとるのは一緒なんで、ここから3人で抑えればいいという感じで投げました。
 ――最後まで勝ち残ることがこの夏の主役、と言っていたが。
 自分が主役と言うよりは、早稲田実業野球部、アルプススタンドのみんなも含めて全員が主役だと思います。
 ――高校野球が終わってまず何を。(群馬の)実家に帰りたい?
 それが一番です。
(2006年08月22日11時13分 朝日新聞社)


思わぬ注目「斎藤投手と同じハンドタオルが欲しい」
2006年 8月21日 (月) 21:07

 早実のエース、斎藤佑樹投手が時折、マウンド上でポケットからハンドタオルを取り出して汗をぬぐったことから、“脇役”に思わぬ注目が集まっている。
 百貨店やスーパーには「同じものが欲しい」などの問い合わせも相次ぎ、業界は突然の商機に期待を寄せている。
 大手ハンカチ卸の「ブルーミング中西」(東京都中央区)によると、斎藤投手が使っていたものは青っぽいタオル地だが、「ブランドまでは特定できない」という。
 東京・池袋の西武百貨店池袋本店には、20日の試合後から「どこのブランドか」という問い合わせが10件以上あった。
 販売促進部によると、「影響は不明だが、両日の女性のハンカチ売り場の売り上げは通常の2割増し」という。同部では「好感度の高いスポーツ選手が使っていたということで、若い男性への波及効果もあるかもしれない」と話している。


初優勝の早実、母校に凱旋 斉藤投手、メジャーにも意欲
2006年 8月22日 (火) 20:21

 第88回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)で初優勝した早稲田実(西東京)の凱旋(がいせん)に、地元・東京都国分寺市が沸いた。22日、力投が光った斎藤佑樹君らを一目見ようと、校門周辺には幾重にも人垣ができ、選手らも「いやもう、生まれて初めて見たって感じ」(後藤貴司主将)と度肝を抜かれていた。
 和泉実監督や選手は午後4時過ぎ、東京駅からバスで同校に到着。警視庁小金井署によると、集まった市民の数は約3000人に上った。携帯カメラのフラッシュが飛び交う、あわただしい祝賀会の後、選手はマスコミのインタビューやテレビの生出演に追われた。
 灼熱(しゃくねつ)のマウンドで、丁寧に折り畳んだハンドタオルで汗をぬぐう姿が話題になった斎藤君。「あれほど騒がれるとは。だんだん験担ぎになり、結局、決勝まで使っちゃった、みたいな」と苦笑した。卒業後は進学が有力視されるが、メジャーへの意欲を問われると「あります」と即答。大先輩のソフトバンク・王監督に対しては「優勝することが一番の薬だとずっと思っていた」と話した。
 選手たちは、前夜の午前2時ごろまで宿舎の部屋に集まり、思い出を語り合ったという。斎藤君は「甲子園は自分を成長させてくれた大きな舞台。帰ってきたことが少し寂しい」。後藤君も「もう(部活動は)引退ですけど、まだ高校野球をやりたい」と、最後の夏を惜しんだ。
(2006年08月22日20時21分 朝日新聞社)


早実、駒苫が朝日新聞社訪問 ハンカチ「親にもらった」
2006年 8月22日 (火) 13:06

 第88回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)で、37年ぶりの決勝再試合を制し、初優勝した早稲田実(西東京)と準優勝の駒大苫小牧(南北海道)の選手らが22日午前、大阪市北区の朝日新聞大阪本社を訪れた。
 早稲田実の選手らに秋山耿太郎・朝日新聞社長は「厳しい壁を打ち破って頂点に立ったというのは、大変すばらしい」。脇村春夫・日本高野連会長は「2日間の決勝を見させて頂き、光栄に感じています」とたたえた。
 和泉実監督は「優勝は先輩たちの悔し涙の後押しがあってできた」と語り、選手らを紹介。斎藤佑樹投手については「群馬から上京して兄と自炊し、生活の中で精神的スタミナが生まれた」と述べた。有名になった青いハンカチについて斎藤投手は「親にもらいました」と話した。
 続いて訪れた駒大苫小牧の選手らに対し、秋山社長は「堂々たる戦いぶりだった」とねぎらった。田中将大投手は「最後の打席は空振りだったが、悔いはありません」と笑顔を見せた。この後、両校は帰途についた。
(2006年08月22日13時06分 朝日新聞社)


<高校野球>選手としての高い理解度 早実の強さの秘密 [ 08月21日 22時16分 ]

 夏の甲子園初優勝を飾った早稲田実。1915年の第1回大会から出場する古豪だが、荒木大輔投手(現・西武コーチ)を擁して3年連続出場を果たした80~82年の後は、甲子園に出ることさえ難しい時代が続いた。
 「(荒木投手のいた)あのころ早大に進学できたのが30%ぐらい。その後、入学試験も難しくなり、野球で優秀な選手が早大入学するハードルが高くなった」と佐々木慎一野球部長は振り返る。しかし、02年から男女共学となり、その後早大に100%の生徒が進学できるようになると、全国から勉強も野球もできる中学生が早稲田実を受験するようになってきた。
 特に推薦入試の狭き門から入ってきた選手が、優勝の原動力となったことは間違いない。スポーツ、文化分野を合わせて推薦枠は50人。このうち、野球部の枠は明確には規定されていないが、毎年9人が通例だ。
 優勝の立役者となった斎藤佑樹投手は群馬県の出身。中学時代は軟式の経験しかないが、和泉実監督は初めて見たとき、「この選手を必ず甲子園のマウンドに立たさなければと思った」というほどの逸材だった。
 推薦組だけではない。3番を打つ檜垣皓次朗一塁手や7番の内藤浩嵩二塁手は難しい一般入試のハードルを越えてきた選手。佐々木部長は「一を聞いて十を知る選手が多い」と話し、和泉監督も「野球の本質を突き詰めて考えるように指導している」と強調する。野球選手としての理解度は高く、その一端が、斎藤投手の理詰めの投球にも表れているようだ。
 04年夏には東京都八王子市に専用の「王貞治記念グラウンド」が完成。それまでは練習場所を転々とする苦労もあったが、練習環境が整備されたことも「早実復活」の大きな要因だ。


田中V3夢散…次の舞台はプロ [ 08月22日 06時12分 ]

c0019485_8145418.jpg<早実・駒大苫小牧>帽子を飛ばし力投する田中






 【駒大苫小牧3-4早実】73年ぶりの3連覇まであと一歩だった。初回途中から登板した駒大苫小牧のエース田中将大(3年)は右肩の張りを押して力投したが3失点。9回には空振り三振を喫して最後の打者となる象徴的な幕切れとなった。駒大苫小牧の公式戦連勝も48(1分け含む)でストップしたが、田中は今秋ドラフトで1位入札競合必至の逸材。次なる挑戦はプロの舞台だ。
 思いを込めた。9回2死、カウント2―0からファウル3球とボールで粘った7球目。田中は144キロ直球に迷いなくバットを出した。空振り三振。明暗が分かれた瞬間、これまで見せたことのない柔らかい視線を斎藤に向けた。「やりきった気持ちがあります。だから悔いはないです」。涙はなかった。
 疲労との闘いだった。夜の通常の40分のマッサージに、この日朝、さらに20分追加。張りのある右肩から後背筋にテーピングを施し、初回途中でマウンドに立った。「最後の力を振り絞ったが、力が残っていなかった」という。2、6回は130キロ台後半の直球を、7回は120キロ台後半のスライダーを運ばれた。南北海道大会から計13試合通算101回2/3。1407球を投げ、126三振を奪って田中の夏が終わった。
 相次ぐ不祥事で今春のセンバツを出場辞退。香田誉士史監督(35)も一時、部を離れた。春の悔しさをぶつける場、それがこの夏だった。監督不在の空白を埋めるように練習に取り組んだ。夕闇が迫るグラウンドには、黙々と投球練習を続ける田中の姿があった。そうしてつかんだ聖地。だが大阪入り直前に38・5分の発熱。その後も胃腸炎と下痢に苦しんだ。
 誰もが口にした。「将大を助けたい」。3回戦青森山田戦の6点差を皮切りに準決勝まで3試合連続逆転勝利。この日も6回に三谷が中越えソロ、9回も中沢の中越え2ランで1点差と底力を見せつけた。香田監督は「お互い金メダルだと思う」と振り返った。
 観客もまばらになった球場での胴上げ。田中は仲間の腕で3度、宙を舞った。悔いはない。「最後は優勝したかった」も本音だ。複雑な思いを抱える怪腕だが、次の世界が待っている。夏の終わり。それは始まりでもある。
 ≪香田監督「100点だ」≫再試合の末、73年ぶりの3連覇を逃した香田監督は「負けた」と敗戦を認めながら「粘り強さがあったからこそ、ここまで来られた。選手を称えてあげたい。最高のチーム。100点だ」と話した。なお準優勝校の監督が務めることになっていた日米親善高校野球の全日本選抜チームのコーチは体調不良のため辞退。胃かいようの疑いがあり、北海道に戻った後、検査入院する予定。


和泉監督 悲願に「88回待った」 [ 08月22日 06時12分 ]

c0019485_8171225.jpg<早実・駒大苫小牧>ナインに歓喜の胴上げをされる早実・和泉監督






 【早実4-3駒大苫小牧】斎藤が駒大苫小牧・田中を空振り三振に打ち取った瞬間、和泉監督は両拳を天に突き上げた。就任15年目での悲願成就。1915年(大4)の第1回大会から出場していた古豪が第88回大会で初の頂点に立った。
 「88回待ちました。その歴史で勝てました。選手の力は私の想像以上。甲子園で1日ごとにたくましくなってくれた」。お立ち台であふれてくる涙をこらえた。
 最速150キロの怪物右腕・田中を攻略した。指揮官のナインへの指示は技術より気持ち。「とにかくしがみつけ!最後は気力だ」。初回2死三塁から船橋の中前打で先制し、先発・菊地をKOした。田中を引きずり出すと、2回2死二塁から川西が左翼線へ適時二塁打。6回白川の左翼線二塁打、7回後藤の左前打とすべて2死からの適時打。主将で4番の後藤は「技術より気持ちで相手に勝てた」と胸を張った。
 学校、OBの全面バックアップもあった。「皆さんの思いが選手を後押ししてくれた」と指揮官。04年、八王子市に室内練習場、クラブハウスを備えた「王貞治記念グラウンド」が完成。校舎移転に伴って99年に専用グラウンドが閉鎖され、主に企業のグラウンドを借りて練習してきたナインに最高の環境が整えられた。“新グラウンド1期生”が今の3年生だった。学校側も数年前から推薦資格を緩和。野球部は毎年9人まで獲得できるようになり、エース斎藤もその1人だった。
 昨年11月の神宮大会準決勝で3-5と敗れた相手に最高の舞台でリベンジを果たした。和泉監督は言う。「一番強いチームに勝つために頑張ってきた。ウチは駒大苫小牧さんに強くしてもらったんです」。復活した古豪は、連覇というさらなる高みを目指す。


「スタミナこれほどとは」西東京大会で対戦した球児ら
2006年 8月22日 (火) 10:59

 西東京大会で早実と対戦した球児たち。祝福と悔しさの入り交じった心境で、早実の快挙を見つめた。
 決勝で延長11回の熱戦を繰り広げた日大三。引退した3年生の多くが、夏休み中も後輩たちの練習を手伝っているという。主将だった池永周平君も練習の合間にテレビで早実の全国制覇を見守った。「やっぱり悔しかったなー、って真っ先に思った。来年は後輩にがんばってほしい」
 大舞台で戦う早実を見るたびに悔しさがぶり返したが、早実のねばり強さには改めて舌を巻く。「すきがなく、全然崩れない。こんなにスタミナがすごいとは」
 準決勝でサヨナラ負けを喫した日大鶴ケ丘の牧山智嗣(さとし)君は「いい試合をした相手なので応援していました。自分たちの代表が優勝してくれてうれしい」と語った。外出先でふとテレビに目をやると、マウンドに早実の選手たちが駆け寄って抱き合う様子が目に入った。 主戦だった仁平昌人君は自宅で家族と観戦、「全国制覇の瞬間、西東京大会で打たれた最後の1球を思い出しました」。「よかったな」と思う一方、「今度こそ」の気持ちが高まる。「大学野球で斎藤佑樹君に投げ勝ちたい」と新しい目標を語った。
(2006年08月22日10時59分 朝日新聞社)
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by azatsu0422 | 2006-08-22 08:55 | スポーツ
2006年 08月 21日

これぞ高校野球!

どんな創作物も敵わないドラマでした。今度の日曜日の朝を待つまでもなく、大沢親分の「あっぱれ!」が聞こえてきそうな決勝戦でした。
「田中は、ぼくたちの世代では最高の投手。でも、負けないように投げようと思いました」という早実・斎藤投手のコメントは、若さと人間的な成熟が相まった感じで、いいなぁ~と思います。
「球史にさんぜんと輝く決勝戦に感動した。両チームナインの奮闘をたたえたい」という高野連会長の挨拶にも素直にうなずけます(普通、こういう立場の人の挨拶には素直になれない私だが…)。
願わくば、私が生きてる間に私の母校もこんなドラマの当事者になって欲しいなぁ~…。



早実が駒苫を破り初優勝 ハンカチ手にする斎藤 共同通信 8月21日 (月) 17:09

c0019485_20495017.jpg決勝再試合を制し、ハンカチを手に感極まった表情の早実・斎藤=21日午後、甲子園球場(共同通信)








<高校野球>早実、悲願の初優勝 駒大苫小牧3連覇成らず [ 08月21日 15時02分 ]

 第88回全国高校野球選手権大会の37年ぶりとなる決勝再試合は21日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われ、早稲田実(西東京)が4-3で駒大苫小牧(南北海道)を降し初優勝を飾った。駒大苫小牧は、戦前の中京商(現・中京大中京)以来73年ぶり2校目の3連覇を目指したが果たせなかった。
 [試合経過]
 駒大苫小牧はエース田中ではなく、3試合連続で、2年生の菊地を先発のマウンドに送った。早稲田実は4日連投となるエース斎藤が先発した。
 早稲田実・斎藤は一回表、速球、変化球を低めに集め、駒大苫小牧の三谷を遊ゴロ、三木を左飛、中沢を空振り三振に仕留め、上々の滑り出しを見せた。
 その裏、早稲田実は小柳の二塁内野安打などで、2死一、三塁とし、船橋が中前適時打で1点を先制。駒大苫小牧はここでエース田中を投入、最少失点に抑えた。
 早稲田実は二回、四球の内藤が白川の送りバントで二進。2死後、川西が田中の速球を流し、痛烈な左翼線二塁打。1点を加えた。
 駒大苫小牧は四回2死から、中沢がチーム初ヒット。しかし、続く本間篤が倒れ、無得点。
 駒大苫小牧は五回、岡川、山口の安打で2死一、二塁としたが、小林は斎藤の鋭いスライダーに三振を喫した。
 斎藤は五回まで被安打3で7奪三振。駒大苫小牧・田中もスライダーがさえて三、四、五回は無失点に抑えた。
 駒大苫小牧は六回に反撃した。先頭の三谷が、斎藤の低めスライダーを振り抜き、左中間本塁打。1点を返した。
 早稲田実も六回、2死から内藤が四球を選び、白川が左翼フェンス直撃の二塁打を放って、再び2点差とした。
 早稲田実は七回、死球の川西を小柳がバントで送って、2死後、後藤が左前適時打。点差を3とした。
 駒大苫小牧は九回、三木が左前打で出塁。続く中沢が中越えに2点本塁打を放ち、1点差。しかし斎藤が踏ん張って早稲田実が逃げ切り、夏の初優勝を果たした。駒大苫小牧はあと一歩で夏3連覇を逃した。


斎藤4連投で早実初の夏制覇…執念で駒苫田中打ち崩す [ 08月21日 17時05分 ] 夕刊フジ

c0019485_19561138.jpg 「クールな剛腕」斎藤が4試合連続2ケタ奪三振となる13奪三振、118球完投で、早実に深紅の優勝旗をもたらした。第88回全国高校野球選手権大会最終日は21日、前日に延長15回引き分けとなった駒大苫小牧(南北海道)-早稲田実(西東京)の決勝戦再試合が行われ、早実が4-3で駒大苫小牧に逃げ切り、27度目出場で悲願の初優勝を果たした。先発は駒大苫小牧が菊地、早実は4連投の斎藤。1回に早実が先制すると、駒大苫小牧は早くもエース田中が登板。序盤から前日に続く両投手の激突再現となった。昭和44年の松山商-三沢以来、37年ぶり史上2度目の決勝引き分け再試合。駒大苫小牧は73年ぶり史上2校目の夏3連覇を逃した。
 クールな鉄腕が、マウンド上で喜びを爆発、涙を見せた。先発斎藤はどこまでもタフガイだった。1回、1番・三谷を遊ゴロ、2番・三木を左飛に抑えると、前日に2安打された中沢を迎えた。カウント2-1から真ん中低めに沈むスライダーで空振り三振に仕留める。これが斎藤の奪三振ショーの始まりだった。
 前日、あれほど1点を取るのに苦労したのに、この日は早々と早実が得点した。前日に続き先発した駒大苫小牧の2年生右腕・菊地から1回、先頭の川西が四球を選ぶ。内野安打、四球などで2死一、三塁のチャンスにチーム一の10打点を叩き出してきた勝負強い5番・船橋が、中前に弾き返し先制点を奪った。
 ここで駒大苫小牧は、エース田中がマウンドへ。試合前、香田監督は「田中は疲れがまったくないというわけではない」と話していたが、いきなり迎えたピンチは、エースに託すしかなかった。迎えた7番・斎藤との対戦に場内は大歓声。左直で、田中はピンチをしのいだ。
 しかし2回、内藤の四球などで2死二塁とすると、1番・川西が左翼線へ二塁打を放ち2-0とリードを広げた。
 この日の試合前、早実・和泉監督は斎藤の回復ぶりに驚いていた。「3回戦から4日連投になるのは心配だが、斎藤は思ったほど疲れていないという。強い体を持っている」。前夜、肩や腕へのはり治療のほか、疲労回復に効果があるとされる酸素カプセルに入り、体力回復に努めた。今春のセンバツ以降、スタミナ強化を図ってきた自負があった。
 2回には先頭の本間篤を142キロ速球で見逃し三振、田中も見逃し三振だ。7回までに4試合連続となる2ケタ奪三振の圧巻だった。
 駒大苫小牧に6回、左中間本塁打、9回には2ランを浴び、1点差に詰め寄られた。
 「なんとしても、優勝旗を東京に持ち帰りたいんです」と話していた早実・和泉監督の執念がナインを奮い立たせた。
 大先輩のソフトバンク・王監督を励ましたいとの思いが強かった早実が、深紅の大優勝旗を手にした。
 早実・斎藤投手の話「(早実の先輩)王さん、荒木さんも達成できなかった夏の大会で優勝できて、とてもうれしい。とにかく、仲間を信じて投げ抜いた。(駒苫の)田中は、ぼくたちの世代では最高の投手。でも、負けないように投げようと思いました」


<高校野球>早稲田実 初優勝 駒大苫小牧3連覇の夢消える [ 08月21日 18時22分 ]

 第88回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)の決勝再試合は21日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われ、早稲田実(西東京)が4―3で駒大苫小牧(南北海道)を降し、初優勝を飾った。駒大苫小牧は、戦前の中京商(現・中京大中京)以来73年ぶり2校目の3連覇を目指したが、かなわなかった。
 10年ぶり27回目出場の早稲田実は、1回戦の鶴崎工(大分)に続き、2回戦も強豪・大阪桐蔭(大阪)に快勝。勢いに乗って福井商(福井)、日大山形(山形)、鹿児島工(鹿児島)を降して26年ぶりの決勝へ。20日の決勝戦は延長15回1―1で決着せず、大会規定により37年ぶりの引き分け再試合となった。
 閉会式で脇村春夫・日本高野連会長は「球史にさんぜんと輝く決勝戦に感動した。両チームナインの奮闘をたたえたい」とあいさつした。【野村和史】
 ▽早実OBで80年準優勝投手、荒木大輔・西武投手コーチの話 早実らしく、粘り強い野球だった。投手だけでなく、守備も堅く、打撃も破壊力があり、足の攻撃もできる素晴らしいチーム。OBとして誇りに思い、早実の卒業生で良かったと思う。斎藤投手はボールの速さが魅力だが、それだけでなく、状況に応じてカウントが取れる投手で、相手から見たら打ちにくいと思う。今は十分に体を休め、今後に向け、頑張ってほしい。優勝おめでとう。


(8/21)早実が悲願の初優勝・駒苫、夏3連覇ならず

c0019485_19515939.jpg 第88回全国高校野球選手権大会最終日は21日、兵庫県西宮市の甲子園球場で前日に延長15回引き分けとなった駒大苫小牧(南北海道)―早実(西東京)の決勝の再試合を行い、早実が4―3で勝ち、1915年の第1回大会から通算27度目の出場で悲願の初優勝を果たした。
 駒大苫小牧は31―33年の中京商(現中京大中京=愛知)以来、73年ぶり史上2校目の夏の大会3連覇はならなかった。
 69年の松山商(愛媛)―三沢(青森)以来、37年ぶり2度目の決勝引き分け再試合。スタンドは平日の月曜日にもかかわらず、前日と同じ満員5万人の観衆で埋まった。
 一回に1点先制した早実は、一回途中から救援した駒大苫小牧のエース田中将大投手からも2、6、7回に1点ずつを挙げた。
 今大会、1回戦から全7試合に先発し、ほぼ1人でマウンドを守った斎藤佑樹投手は、4日連投とは思えぬ好投で13奪三振。駒大苫小牧の反撃を2本塁打による3点で食い止めた。早実は今春の選抜大会の関西(岡山)戦でも延長15回引き分け再試合で勝っている。
 例年にない猛暑の中での甲子園大会は、これまでの1大会通算最多本塁打記録を13本も上回る60本塁打が記録された。〔共同〕

▽決勝・引き分け再試合(第16日)

駒大苫小牧(北海道)-早 実(西東京)

         1  2  3  4  5  6  7  8  9  計
駒大苫小牧  0  0  0  0  0  1  0  0  2  3
早 実      1  1  0  0  0  1  1  0  × 4


練習場の整備、初優勝の背景 王貞治記念グラウンドも 2006年 8月21日 (月) 20:07

 1901年創立の早稲田実が、王貞治氏も荒木大輔氏もできなかった夏の全国制覇を成し遂げた背景には、ようやく整った練習環境や、文武両道の校風があった。
 早実は01年、新宿区から国分寺市に移転。翌年には商業科を募集停止、男女共学化、初等科も開校と、めまぐるしい変遷を遂げた。
 それは野球部にとっては苦難の始まりだった。移転に伴い、練習場だった武蔵関グラウンド(練馬区)は99年夏に閉鎖。「グラウンド確保に必死で、練習に集中できなかった」と和泉実監督は振り返る。大学や社会人チームのグラウンドを渡り歩く日々が続いた。
 今の3年生が入学した年の7月、八王子市に「王貞治記念グラウンド」が完成。両翼93メートル、中堅120メートル。照明もある。やっと腰をすえて練習に打ち込める環境が整った。和泉監督は「選手が部室でゆっくり話をできるようになり、仲間意識も高まった」。
 人材もそろってきた。優勝の原動力になったエース斎藤佑樹君は群馬県出身。早実に入学した理由を「野球だけでなく、人間的にも成長したいと思ってこの学校を選んだ」と話す。
 「文武両道の伝統」。選手たちは他の生徒たちと同じように授業を受けた後、電車などでグラウンドに向かう。和泉監督は「試験休みはしっかり取るし、テストの成績が悪ければ練習をさせない」という。
 スポーツ分野に特定した推薦制度もあるが、一般入試で難関を突破した主力選手もいる。帰国子女でドイツ語を話し、「将来の夢は国際弁護士」と話すレギュラー選手もいる。
 現在は100%近くが早稲田大に進学する。都内の強豪私立の監督は「いまは野球が強いというだけでは、人が集まらなくなっている。その点、有名私大の系列校には、絶大なブランド力がある」と話した。
(2006年08月21日20時07分 朝日新聞社)
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by azatsu0422 | 2006-08-21 20:14 | スポーツ
2006年 08月 20日

永く忘れられない試合になると思います。

決勝戦としては37年ぶりの再試合。歴史的な一戦にTV観戦ながら立ち会えた事が嬉しく、誇らしい気持ちになりました。「ドカベン」でもこういうドラマは描けないよなぁ…。

今大会は点の取り合いが多かった印象ですが、決勝は最後まで両投手がキレずに投げ合う投手戦。大舞台で最後まで崩れなかった両チームの投手・守備ともすごいけれど、私は、特に早実・斉藤投手にシビれました。クールな表情のまま気持ちを切らさずに連戦連投、独りで投げ抜いて、15回で140キロ台後半?で抑えて、タマの切れも衰えなくて…「すごい!」の一言に尽きました。昔はこういう場面を背負う「男」の姿に悲壮感が漂っていた気がするのですが、斉藤・田中両投手には、そういう雰囲気がしないぶん、今どきのイケてる男はタフだなぁーと思います。

2連覇の実績と打線の厚みとつながり、そして投手の消耗を思うと、駒大苫小牧の方が地力があるという気がしますが、再試合は斉藤投手次第かな…と思います。3連覇に王手をかける駒大苫小牧に対して、判官贔屓?と言っては早実に失礼ですが、斉藤投手に優勝旗を持たせてあげたいなぁ~…。優勝旗を持った早実ナインと王監督のご対面っていうニュースに接したいし…。


駒苫、早実譲らず再試合 延長15回1-1 [ 08月20日 17時08分 ] 共同通信

 第88回全国高校野球選手権大会は20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で決勝を行い、駒大苫小牧(南北海道)と早実(西東京)が互いに譲らず、延長15回1-1で引き分けて21日に再試合となった。決勝での引き分け再試合は1969年の第51回大会で松山商(愛媛)と三沢(青森)の延長18回0-0(再試合は松山商が4-2)以来、37年ぶり2度目。
 31-33年の中京商(現中京大中京=愛知)以来、史上2校目の夏3連覇を狙う駒大苫小牧の田中将大投手と、第1回大会以来27度目の出場で初の全国制覇を目指す早実の斎藤佑樹投手の両エースの投手戦となった。
 駒大苫小牧は8回に三木悠也遊撃手の本塁打で1点先制した。早実もその裏に同点とし、その後は追加点がともに挙げられなかった。


<高校野球>白熱の投手戦…37年ぶりの決勝引き分け再試合 [ 08月20日 16時53分 ]

 第88回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)の決勝が20日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われ、73年ぶりの3連覇を狙う駒大苫小牧(南北海道)と初優勝を目指す早稲田実(西東京)が延長15回の熱戦の末、1―1の同点で、大会規定により引き分け再試合になった。夏の甲子園決勝の引き分け再試合は、69年の松山商(愛媛)―三沢(青森)以来37年ぶり2度目。当時は延長18回制で、2000年に15回制になってからは初めて。再試合は21日午後1時開始。
 △駒大苫小牧(南北海道)1―1早稲田実(西東京)△(延長15回引き分け再試合)
 打撃戦が多かった今大会だが、決勝は駒大苫小牧・田中将大投手(3年)、早稲田実・斎藤佑樹投手(同)の両エースによる息詰まる投手戦となった。八回表、駒大苫小牧が本塁打で先制したが、早稲田実はその裏、犠飛で同点に。延長に入り、両チームとも満塁の好機をつくったが、両エースが要所を締めた。【野村和史】
 ▽早稲田実OBのソフトバンク・王監督 両チームとも死力を尽くした、夏の決勝にふさわしい球史に残るいい試合でした。両校ともお見事。明日の再試合では疲れを乗り越えて、ここまで来たら勝ち負けを考えず、全力を挙げて戦って下さい。
 ▽脇村春夫・日本高校野球連盟会長 乱打戦の多いこの大会でひときわ素晴らしい投手戦だった。球史に残る感動的な決勝戦で、まさに両チームに優勝旗をあげたい気持ちになった。
 ▽早稲田実・和泉実監督 向こうは強い。でもうちも強いことを再確認した。(斎藤の完投は)あの雰囲気の中で投げられる投手はほかにいないから。再試合は総力戦でやる。
 ▽駒大苫小牧・香田誉士史監督 4、5点勝負とみていたが、初回の斎藤君の投球でそんなに取れないと早めに継投した。これだけお互いやれたことをうれしく思う。
 ◇息詰まる投手戦
 早稲田実・斎藤、三回途中から救援の駒大苫小牧・田中の両右腕がさえ、息詰まる投手戦は1―1のまま延長戦となり、十五回両者譲らず、引き分け再試合となった。
 序盤から両チームとも走者を出したが、斎藤はスライダー、フォークが切れ、田中は先発・菊地を三回1死一、二塁で救援すると武器のスライダーを駆使し、ともに要所を締めた。
 試合が動いたのは八回。駒大苫小牧は1死後、三木が斎藤の初球の直球をバックスクリーンへソロ本塁打。しかし、その裏、早稲田実も粘り、1死後、檜垣が左中間二塁打。打球を処理した左翼手の返球が乱れ、檜垣は三塁に。後藤が中犠飛を放って追い付いた。
 その後も斎藤、田中の投げ合いが続いた。
 駒大苫小牧は十一回、安打と死球などで1死満塁としたが、スクイズを空振りして逸機。早稲田実も十三回、安打と連続敬遠四球の2死満塁を逸したのが惜しまれた。【相川光康】
 ◇エース激闘…意地の343球
 5万の大観衆を酔わせる名勝負を演じたのは、田中、斎藤両エースという2人の“怪物”だった。
 延長十五回裏。既に勝ちはなく、あるのは引き分けかサヨナラ負け。だが、マウンドに向かう田中投手はわくわくしていた。「これを抑えれば、もう1試合投げられる」
 マウンド上で「ほえる投球」が売り物だが、決勝では何度か訪れたピンチをしのいでも顔色は変わらなかった。冷静さを失わないこと。それだけが優勝に導くことだと知っているかのように。
 十五回表。斎藤投手の147キロ超の球速がスコアボードに表示された瞬間「燃えた」。自分も気持ちを奮い立たせた。
 一方の斎藤投手は、普段からマウンドで感情を顔に表さない「クールな男」。だが、内に秘めた闘志をボールで表す。
 準決勝の鹿児島工戦。「代打の切り札」、今吉晃一選手を迎え、場内を静まり返らせる140キロ超のボール。そして、3連投にかかわらず、この日の十五回表、4番の本間篤選手に次々投げ込んだ快速球。疲れを知らないのか。スタンドをどよめかせた。
 準決勝の後、斎藤投手は「駒大の3連覇を止めるのは自分たちしかいない」と宣言。この日の試合後も再び熱く語った。「ここまできたら、男と男の勝負。気持ちがあれば絶対に完封できる」
 田中投手も負けていない。「次も投げる(心の)準備はできている」
 意地と意地をぶつけた2人の投球数は343球。3時間37分の激闘だった。【甲子園取材班】
 ○…決勝までの5試合で11安打を放ち打率5割、10打点と大暴れしていた早稲田実の5番・船橋は、完全に駒大苫小牧の田中らに抑え込まれ、6打数無安打2三振。「タイミングが全然合わなくて……。それだけ田中君の球がいいということ」と脱帽した。「スライダーを待ってると直球が来る。そうなると絶対打てない。直球を待ってスライダーがきたら何とか手を出せるかな」。再試合に向け、田中対策を明かした。
 ○…延長十五回の表、駒大苫小牧の攻撃。田中は最後の守りに備えてキャッチボールを始めた。2死。4番の本間篤が早稲田実の斎藤に対している。そこでスタンドが沸いた。147キロ、146キロと斎藤の球速が表示されたからだ。田中は自分に言い聞かせた。
 「いらない感情を出して自分の投球を乱してはいけない」
 ライバル心を燃やして力む必要はない。本間篤が空振り三振に倒れてこの日の勝利がなくなると、田中は冷静に最後のマウンドへ向かった。その心境こそが田中の復調を示していた。
 最大のピンチは十三回だった。2死二塁で3番の檜垣。八回に左中間二塁打を浴びた打者だ。「厳しい球を」と投げたカーブが暴投となって走者は三塁に。しかし、田中は決して勝負を急がず、満塁策をとって2人を敬遠で歩かせた。再び暴投すれば、サヨナラ負けとなる場面だが、慎重なカーブで5番・船橋を二ゴロに打ち取り、勝利への希望をつないだ。
 調子が悪いと言われながらも勝ち上がった決勝。その陰で田中はフォームを微調整していた。大会前半は左足を上げた時に右足かかとに体重がかかっていた。これを重心をつま先に残して体の開きを防いだ。その結果が準決勝の智弁和歌山戦、そして、この日の投球だ。田中は「剛速球投手」の肩書きを外し、変化球中心のコントロール重視で勝負に徹した。
 「なかなか点が取れないのでペース配分を考えた。延長に入った段階で再試合を意識した」という。余分な力は使わず、速球は140キロ前後。随所で右腕を上げて振る動作を繰り返したのは「血がたまって感覚が鈍くなるからです」。自分の右腕を知っていた。
 香田監督は「田中が疲れている」と2試合連続で2年生の菊地を先発で使った理由を説明した。「あすは先発で行くのか」と聞かれた田中も「投手全員でつなげばいい」と言葉を濁す。投手の疲労と先発起用の駆け引き。再試合を左右する勝負の妙だ。【滝口隆司】


駒苫Vs早実、死闘15回ドロー!37年ぶり決勝再試合 [ 08月21日 08時05分 ] サンケイスポーツ

 (第88回全国高校野球選手権大会、第15日、決勝、駒大苫小牧1-1早実=延長十五回規定により引き分け再試合、20日、甲子園)世紀の鉄腕対決に日本列島が震えた。駒大苫小牧(南北海道)と早実(西東京)の決勝戦は、1-1で規定により延長十五回引き分け。21日、1969年の松山商(愛媛)-三沢(青森)の延長十八回(0-0)以来、37年ぶり2度目の決勝戦引き分け再試合となった。先発した早実・斎藤佑樹投手(3年)が15回を7安打1失点、178球の熱投を見せれば、三回途中から登板した駒大苫小牧・田中将大投手(3年)も7安打1失点(自責0)と気合の165球。駒大苫小牧は73年ぶりの3連覇、早実は初の夏Vをかけて、再び激突する。
 鳴りやまない大きな拍手。そしてスタンディングオベーション。聖地が両チームをやさしく包む。勝てなかった。しかし、負けもしなかった。死力を尽くした3時間37分だった。
 深紅の優勝旗をはさんで、2人の鉄腕が対峙(たいじ)した。延長十五回。激闘を締めくくる打球が遊撃手のグラブに収まるのを見届けると、駒大苫小牧の田中は右腕で汗をぬぐった。
 「投げているときに疲労は感じませんでした。延長に入った時点で十五回まで行くと思いました」。0-0の三回一死一、二塁から登板して165球。雄たけびをあげ続けた。八回に中犠飛で同点に追いつかれたが、7安打10奪三振で1失点(自責0)に抑えた。
 世代NO・1投手を相手に、早実の斎藤は笑みさえ浮かべた。3連投の疲れも見せず、15回を被安打7、八回に浴びたソロ本塁打のみに封じた。こちらの“フィニッシュ”も4番打者。本間篤から178球目のフォークで16個目の三振を奪った。
 斎藤は今大会6試合で830球の熱投。この日の16奪三振で通算「65」になった。あの松坂大輔(横浜高)が延長十七回の死闘をくぐり抜けて優勝した98年夏の同「54」(6試合)を上回った。まさに“怪物超え”の快投だ。甲子園のニューアイドルは「きょうで終わるはずの高校野球をもう一度できることがうれしい」と声を弾ませた。
 列島が感動に震えた世紀の一戦。この日、甲子園に“先駆者”がいた。
 決勝戦の引き分け再試合は69年の松山商Vs三沢以来、37年ぶり2度目。当時の松山商のエース・井上明さん(55)=朝日新聞スポーツ部記者=は「当時は木製バットの時代。ずっとゼロが続いていました。この2人がぶつかったからこそ、こういう試合になったのでしょう」と球児のような笑顔をみせた。
 スタンドでは母が泣いていた。「“あす頑張って”なんて言えない。でもあの子はあきらめないと思います」。斎藤の母・しづ子さん(46)は涙を浮かべて話した。
 田中はいった。「(21日の先発は)監督にいけといわれれば、投げる準備はできています」。斎藤も負けていない。「あすも投げるつもり。制球に気をつければ絶対0点に抑えられる」。
 兵庫・西宮市内の宿舎に戻った斎藤は、夕食でステーキや焼き鳥などをペロリと平らげた。その後は決勝戦のビデオを見ながらナインと談笑。決戦に備えた。
 北の怪物と東京のヒーロー。それぞれに友と笑った。“あす”を語りあった。興奮を静めた夜が明けた。さあ、鉄腕対決再び。斎藤か、田中か。深紅の大優勝旗をつかむのは1人だ。


今度こそエース助ける!両チーム打線“リベンジ”誓う [ 08月21日 08時05分 ] サンケイスポーツ

 (第88回全国高校野球選手権大会、第15日、決勝、駒大苫小牧1-1早実=延長十五回規定により引き分け再試合、20日、甲子園)21日、おれたちが鉄腕を援護する-。駒大苫小牧の強力打線は斎藤の前に八回、2番・三木悠也内野手(3年)の中越えソロだけ。早実も2番手で登板した田中を攻めきれず、4番・後藤貴司主将(3年)の八回の中犠飛による1点に終わった。再試合の勝敗を分けるのは、疲労のたまった両投手をどう攻略するか。この日は沈黙した両チームの打線が“リベンジ”に燃える。

c0019485_9305322.jpg 〔写真:都会の鉄腕が聖地で躍った。早実の斎藤がクールに178球。田中クン、僕は絶対に負けない〕

 聖地に歓声と悲鳴が交錯する。延長十五回二死。遊飛に倒れた早実の4番・後藤が、思わず天を仰いだ。
 引き分け再試合だ。両校をたたえる大拍手の中、胸を張ってホームプレートに向かう斎藤、田中の両エースとは対照的に、打撃陣は唇をかみしめて審判の試合終了のコールを聞いた。
 「斎藤はやってくれると思っていたけど、田中投手を打ち崩すことができなかった…」。八回、同点の中犠飛を放ちながらも、田中の165球目を打ち損じた主将はため息をついた。
 早実は一回、先発の菊地翔太投手(2年)を攻めて、一死一、二塁のチャンス。しかし、後藤が二ゴロ併殺打。六回一死二、三塁では好調の5番・船橋悠外野手(3年)が高速スライダーに三振を喫した。今年のセンバツ2回戦(対関西)でも引き分け再試合を演じている早実は、史上初の年2度の聖戦に臨むことになった。
 一方、駒大苫小牧打線は斎藤の前に七回までわずか1安打。そんな劣勢を振り払ったのは伏兵だ。八回、2番・三木が放った打球はバックスクリーンへ一直線。「風もあったけど自分でもびっくりしています」と興奮気味に振り返った。
 その後は両チームともチャンスを作りながら、あと1本が出ない。165+178球。鉄腕2人の計343球の熱投に報いることはできなかった。
 だからこそ、21日、打線がリベンジに燃える。
 「全国制覇をしたいという気持ちが強い方が勝つと思います。うちは(センバツで)再試合を経験しているし、スタミナも斎藤の方がある。自分たちが有利だと思う。絶対に斎藤を助ける」と後藤主将。駒大苫小牧の三木も負けてはいない。
 「まったく打てない投手なんて(この世に)いない。思い切ってぶつかっていきたい」
 鉄腕を助ける“もう1試合”が待っている。


斎藤178球熱投!4連投で日本一だ [ 08月21日 06時12分 ]

c0019485_934231.jpg<早実・駒大苫小牧>延長15回表2死、早実・斎藤が駒大苫小牧・本間篤を三振に打ち取りガッツポーズ

 【早実1-1駒大苫小牧】甲子園はまだ終わらない――。第88回全国高校野球選手権大会は20日、兵庫県西宮市の甲子園球場で初優勝を狙う早実(西東京)と73年ぶりの3連覇を目指す駒大苫小牧(南北海道)の決勝戦が行われ、1―1で両者譲らず、延長15回、激闘3時間37分引き分け再試合となった。決勝戦の引き分け再試合は69年、第51回大会の三沢―松山商戦以来37年ぶり2度目。早実・斎藤佑樹投手(3年)は178球の熱投で1失点完投。今大会通算奪三振を歴代2位タイとしたエース右腕は21日、午後1時からの再試合で悲願の初大旗獲りを目指す。
 甲子園は夕暮れに染まっていた。大歓声と拍手が死闘を戦い抜いたナインを包み込む。最後のはずだった試合の勝敗はつかず、校歌も流れない。高校野球史に残る“激闘ドラマ”。主役は早実の背番号1、斎藤だった。
 「ロースコアになると思っていたし、最初からもしかしたら再試合もあるかと思っていました」
 5万の大観衆をどよめかせた。延長15回2死走者なし。投球は170球を超えていたが「打ち取りたい気持ちがスピードになった」。4番・本間篤への初球。外角への球はこの日最速の147キロを計時。打席の本間篤が思わず目を見開いた。143キロ、147キロ…。クールな男が滴る汗をハンドタオルでぬぐうこともせず直球を続けた。フルカウントの6球目で「真っ直ぐを待っている相手の意表をついた」。フォークで空振り三振。“負け”がなくなったエースはマウンドで吠えた。
 強力打線を相手に徹底して低めを突いた。8回、三木に先制ソロを被弾も打線がすかさず同点に追いついた。延長11回1死満塁では「三塁走者が走ったのが見えたから」と、とっさにスライダーをワンバウンドさせて空振りを奪い、スクイズを阻止。ピンチを切り抜けた。16三振を奪い今大会通算65奪三振。昨夏の大阪桐蔭・辻内(巨人)と並んで歴代2位タイに躍り出た。
 斎藤は今センバツ2回戦で関西と延長15回引き分けの死闘を演じた。再試合を制したが、3連投となった準々決勝の横浜戦で3回6失点KO。スタミナ不足を痛感し、ウエートトレーニングと走り込みで下半身を鍛えた。右足にタメをつくるフォームに改造して最後の夏に臨んだ。今大会通算830球、この3日間で435球を放った。疲労がないわけがない。試合後は30分間のハリ治療。握手もできないほど握力はなくなっている。それでも宿舎では焼き肉、焼き鳥に丼ご飯もしっかり平らげて再戦に備えた。
 「きょうは1点取られたしまだまだです。勝つことが自分への(春の)リベンジ。田中君との対決を楽しめたし、もう1試合できるのはうれしい。きょうできなかった完封をして勝ちたい」
 未知なる4連投の先にある日本一。早実の悲願を懸けて、鉄腕は再びマウンドに立つ。
 ≪和泉監督再認識「うちも強い」≫今センバツに続く引き分け再試合。早実・和泉監督は選手通路で大きくため息をついた。「血圧が上がって、僕を殺す気かと思った」。負けなかった安ど感と疲労でぼんやりと遠くを見つめながら苦笑いした。延長13、14回のサヨナラ機を生かせなかったことに「田中は簡単には打ち崩せなかった」と悔やんだ。
 エース斎藤が先制弾を被弾も直後に主砲・後藤の犠飛で同点。その後のピンチを斎藤中心に守りきった自信は大きい。昨秋明治神宮大会準決勝は4回途中から登板した田中の前に2安打13三振で敗れた。それでも「向こうも強いがうちも強いことを再確認した」と指揮官はナインの成長に確かな手応えを感じている。
 注目される斎藤の起用については試合後、ドクターによる肩・ひじのチェックもクリア。「精神的なスタミナがある。あの雰囲気、あの緊張感で投げられる投手はうちには斎藤以外、ほかにいません」として4連投を示唆した。こうなったら意地でも負けられない。“王者”駒大苫小牧に再び総力戦でぶつかる。
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by azatsu0422 | 2006-08-20 19:07 | スポーツ
2006年 08月 20日

熱中症に気をつけて!

今ひとつ?の視聴率を確保すべく、フジ&サンケイで総力をあげて必死のキャンペーン。
このドラマ、主人公と同世代を視聴者のターゲットにしているのでしょうから仕方ありませんが、個人的には実話ベースなので、もう少し緊張感のあるドキュメンタリー・ドラマのような大人の演出の方が好きです。
昔から世に送り出された商品の中には、女性や子供を「こんなもの」と決めつけて「女性仕様」「お子様セット」と安直に仕立ててリリースしたあげく、ターゲットにされた当事者からは必ずしも満足されない…みたいな、決してバカウケしない商品企画が多々ありますが、それに近い雰囲気かも?
あまりベタなシナリオにクサい演出は、気恥ずかしさが相まって、私には少々辛い。あとはドラマそのものよりも、キャストの女の子達の姿だけが見どころということになるのでしょうが…、「萌えない」私には、そういう楽しみは持てないし。

そうは言ってもリアリティを演出するのが現実的に難しいから、こんな風にせざるを得なかったのかなぁ…とも、考えさせられました。いずれにせよ、折角の素晴らしい話なのに、元ネタ(原作のモデル)の当事者とドラマのキャスト陣が気の毒です。

報道の通り、彼女(榮倉奈々)はいつも明るく前向きで気丈な様子ですが、連日のハードワークのなか炎天下で体調が心配。頭から氷水で冷やすわけにも行かず、汗だくになったらイメージ崩れるだろうから涼し気に振舞わなくちゃいけなくて、熱中症にならないようにするだけでも大変なのに、年長の共演者や集まるファンを気遣う明るさと優しさ。すごい気力・体力だなぁ…と思います。他の色んな仕事もしている中では、気持ちの切り替えも必要だろうし、強靭な精神力も超人的。今どきの子で、この歳頃でこれだけ出来るのはすごいことです。

彼女をはじめキャストの必死の営業が報われますように!


榮倉&ローサが若さ全開ダンスで残暑お見舞い!800人を魅了 [ 08月20日 08時05分 ]
サンケイスポーツ

c0019485_11162799.jpg フジテレビ系ドラマ「ダンドリ。~Dance☆Drill~」(火曜、後9・0)と連動して「お台場冒険王」(東京・台場のフジテレビ本社及び周辺地域、31日まで)で開催中のチアダンスイベントに、同作主演の榮倉奈々(18)をはじめ加藤ローサ(21)、森田彩華(17)ら、ダンスドリル部員役の出演女優18人が勢揃いした。
 チアガール姿の榮倉らは気温38度、人工芝の照り返しで体感温度は40度以上という炎天下の下、ドラマさながらのチアダンスを披露。榮倉は「みんなと踊ると本当に楽しいです。暑さを乗り切る秘訣はダンスです」と、熱中症など関係なしで若さを全開させ、集まった800人を魅了した。同イベントは21日まで。


榮倉奈々 熱~いチアダンス猛特訓 [ 08月20日 06時12分 ]  [スポニチ]

c0019485_11172568.jpg 榮倉奈々(18)らフジテレビのドラマ「ダンドリ。~Dance☆Drill~」(火曜後9・00)に出演中のチアガール軍団が19日、同局のイベント「お台場冒険王」内のチアダンスイベントにゲスト出演した。榮倉、加藤ローサ(21)ら総勢18人が猛特訓中のダンスを気温38度、体感温度40度以上の猛暑の中で披露。800人の観客を魅了した。榮倉は「みんなで踊ると本当に楽しい。最終話(9月19日)の大本番では完ぺきで楽しい踊りを見せたい」とアピールした。
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by azatsu0422 | 2006-08-20 11:21 | 芸能(特集・榮倉奈々)
2006年 08月 19日

榮倉奈々…考。

私は芸能関係に疎くて、これまで特定の芸能人に入れ込んだ事も無く、「好きなタイプを芸能人で言うと誰?」と訊かれるのが最も苦手な質問の一つです。でも、初めて惹かれてしまいました。

もちろん?私に「萌え」趣味はないし、芸能界の実情を知る由もないので、専門的な根拠をもってコメントすることはできませんので、私の直感に何の説得力もありません。でも、彼女(榮倉奈々)にはすごい潜在力があると感じています。

ただ、今の彼女には良くも悪くもギラギラした野心が無いのだろうと想像しています。でも、それが同性に敏感な女子中高生からの好感度が高い理由なのだと思います。

彼女に対する勝手な印象を言えば、「素直で、周りの期待に賢く応えるけれど、ちょっと寂しがり屋で気分屋な側面があって、自分に向き合うことを避けているけど葛藤が垣間見える。」という感じです。モデルや女優を一生の生業とする覚悟が固まっていないのかな?と感じるのです。

で、そういう心模様こそ「普通の女の子」の実体でしょうし、同世代の同性の共感を得る彼女の魅力なのでは?

もし、そうであれば、事務所的には育てる事よりも取り敢えず売れる間に売りぬいてしまおう、という考えになるのではないか…と想像できます。

でも…、私としては彼女を若さとスタイルだけで売り急がないで欲しい…!
女優にするなら、素で演技できる時期の青春ドラマだけで終わらせないで、大河ドラマや連ドラ、カンヌに出品するような映画で評価されるような女優になって欲しい…と願っています。
若さが旬のうちに売りぬいて、後は成り行き…なんていうのは、あまりに悲しいです。

当面は、例えば宮崎あおい(メイクと表情によっては似てる?)と、芸歴の圧倒的な違いを乗り越えてガップリ四つで共演(競演)できるように育成して欲しいです。年齢差と身長差のバランスが悪くて姉妹の設定はムリそうですが、一見、雰囲気が似ているけど内面に異なる一面があって、どちらも捨てがたい魅力を持つ二人の女性に扮して、恋敵になるようなドラマとか。観る側の女性には、どちらの女性にも共感できる所があって、「こんな男に恋するのもアリかもー」と思わせる温もりがあったりして。相手の男とシチュエーションの設定を一歩間違えたら「電車男」の焼き直しになるけど…。

いずれにしても、大化け狙いで男ウケを狙う下心を持つほど、肝心な女性ファンが遠ざかると思います。あくまで同性の共感を得られる芸風に徹する方が、結果的に堅い男性ファンを末永く惹きつけるハズですが…。

事務所に届け、私の気持ち…。
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by azatsu0422 | 2006-08-19 00:35 | 芸能(特集・榮倉奈々)