2007年 03月 29日
私がST誌を読んだらアブないオヤジになってしまうので、STでの活躍を知る由もなかったが、NHK「ジイジ」の榮倉奈々を見て強い印象が残って以来、心の中で彼女を見詰めて来た。若い頃も含め、これまで特定の芸能人に入れ込んだ経験は無かったが、恐らく彼女は私の人生最初で最後の「ファン」だと思う。 ただ、この歳で彼女のような若い女性タレントに入れ込むのは気恥ずかしいので、現世で彼女のファンである事を公言していない。公言するなら、少なくともあと10年くらい経った頃になるだろう。 自ずとファンクラブに入る予定はなく、サイン会や各種イベントを追いかけて萌えるようなファンにはなれそうにない。ファンレターも出さないだろう。出したところで事務所のマネージャ止まりで本人には読まれないと思うし、万がいち返信があったとしても、それはマネージャがゴーストライターだろう。彼女の公式サイトも、恐らく本人の知らない所でマネージャが本人に成りすまして書き込んでいるのだろうし、BBSも事務所に言論統制されているだろうから書き込む気分になれない。 彼女の魅力は、外見で人に媚びない「素」な雰囲気と、内面にある「負けず嫌い」のオーラだ。 彼女だけには何があっても髪を染めたり美容整形をしないで欲しいと願う。 それから、彼女の仕事に対する集中力はトップレベルのアスリートに通じるものを感じる。リラックスしているが凛としていて、まるで禅の世界で言われる「空」のような精神状態であるように感じる。スポーツ選手なら第一級の素養があるだろう。 ガツガツした勝ち気な人柄ではないが、物凄く強い意志で賢く負けないように立ち振る舞い、結果的に勝ち残る。若いのに「しっかり」した雰囲気があって、ガツガツしていないから、芸能界の中では控え目な印象を受ける。素直な心で受け止められる素質があるのだろう。 精神的にとても大人びて見えるが、案外と実年齢はプロフィールよりも若い気がする。そうであれば、実年齢よりも若くサバ読むタレントが多い芸能界の中で、今後ビジュアル面で物凄いアドバンテージになる。見た目の若さだけは美容整形やメイクで多少の演出が出来ても実際に若返ることは出来ないからだ。 もし、「人見知りが強い」という風評が彼女の一面を捉えているならば、私はむしろ好感を強める。その方が本格派の映画女優を志向するのに向いていると思うのだ。 巨乳タレントのような男を惑わすビジュアルでつかみを取るタレントよりも、少し出遅れて遅咲きになる方が好都合だ。その間に着実に経験を積んで、多くの葛藤を乗り越えて演技力を磨き込み、実力のある息の長い女優になって欲しい。彼女はオッパイ星人の男にウケるアイドル路線ではないし、アキバ系メイド喫茶嬢を好む男が萌えるタイプとも思えない。ST誌を卒業したからといって、もっと高い年齢層の雑誌のモデルになるには若干の時間とイメチェンが必要だろうし、私が期待する榮倉奈々とイメージの重なる雑誌が思いつかない。いずれにせよ雑誌の専属モデルを卒業して女優になって行くのだろう。若干の時間とイメチェンをするなら、本人が以前に何かのインタビューで語っていた希望を叶えてあげて、英語圏の外国に1~2年の語学留学をさせてあげるのが合理的かも知れない。 売れ始めて超メジャー芸能人になり始めた今のタイミングでスパっと芸能活動を休業するのは神秘的だ。彼女の表面的な魅力を消費して、市場に飽きられて堕ちてから留学すると、まるで逃げ出した印象を与えてしまうが、グイグイっと昇り調子な所でスパっと休養すれば、期待感をもって前向きな気持ちで送り出される事になると思う。 事務所の力強い営業力と相まって、しばらくの間は売れセンの仕事が次々入って超多忙になるだろうけど、私としては月9のドラマや青春映画を早く卒業して、重厚な映画やドラマに欠かせない存在になって欲しい。 私が生きていられる間は、これからも、ずっと応援して行くつもりだ。 榮倉奈々 群雄割拠のU-21女優にまたもや新星が現れた [ 03月27日 10時00分 ] ゲンダイネット ●男をラブホに連れ込む女子高生を熱演 今月だけで2本の主演映画が公開される榮倉奈々(19)は07年のホープと期待されている。 先週末から公開中の映画「渋谷区円山町」では、憧れの教師をラブホテルに連れ込む好奇心旺盛な女子高生を演じている。教師役はEXILEの真木大輔だ。 「女子高生と教師の許されぬ関係ながら、淫靡なムードはありません。好きになったのがたまたま教師だっただけで、恋を成就させるためにあの手この手で頑張る女子高生を描いている。あっけらかんとした恋模様が逆にリアルにうつる」(映画記者) 31日公開の「檸檬のころ」では、恋に思い悩む田舎の大学受験生を演じている。こちらも榮倉は等身大の女子高生を熱演。甘酸っぱい青春時代が疑似体験できる。 今年1月に公開された主演映画「僕は妹に恋をする」は、双子の兄妹の禁断の恋と生々しい性描写で話題になった。それでも、榮倉は“いやらしさ”を感じさせない。 「榮倉はラブホに教師を引きずり込む女子高生を演じても、兄との禁断の恋にのめりこむ妹を演じても、ピュアな持ち味を失わない。共通しているのは、自分の恋を成就するため懸命に努力する姿。決して相手に流されず、自分の思いを貫き通す。今どきの娘の役がピタリとはまるから、出演依頼が相次ぐのも当然です」(芸能リポーター) 来月16日からは月9ドラマ「プロポーズ大作戦」(フジテレビ)に登場する。主演の長澤まさみの親友役で、恋に憶病な長澤をたき付けてその気にさせる積極的な役柄だ。 「榮倉は人見知りで現場で打ち解けるのに時間がかかるタイプですが、今回は山下智久や平岡祐太ら顔なじみとの共演に大喜びでした。特に山下は昔からの遊び仲間です。ドラマの共演をきっかけにアッと驚く恋の花が咲くかも……」(女性誌記者) 88年2月、鹿児島県生まれ。1歳の時に神奈川県相模原市に転居した。 家族、親戚共に三味線を弾く環境に育ち、小1から三味線と民謡を始める。01年度全国民謡協会少年少女部でグランプリを受賞。藤本流準師範の三味線と民謡の名取である。 相模原市立由野台中学校で演劇部に入部し、中学2年の年末に渋谷でスカウトされてモデルデビュー。ティーン雑誌「セブンティーン」誌の専属モデルになり、170センチの長身、股下85センチを超える足長、小顔、9頭身のナイスバディーで、カリスマモデルとしてモテはやされた。 東海大付属望星高校に進学後の04年8月に「ジイジ~孫といた夏」(NHK)でドラマデビュー。昨年7月には「ダンドリ。~Dance☆Drill~」(フジ)で連ドラ初主演を果たした。 今夏には映画「AWA DANCE」の公開も決まっている。今年は飛躍の年になりそうだ。
by azatsu0422
| 2007-03-29 00:47
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