人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ボロは着れども心は錦。

pkitm.exblog.jp
ブログトップ
2005年 02月 16日

誰が売ったの?

詳しく見ると、ちょっと疑問が・・・

teshape_p氏のブログは素人の私にとって、とても勉強になります。株価が落ちたニュースを見て、もっと買い取りやすくなるよなぁ・・・などと短絡的なことを思いつつ、引っかかっていながら浮動株を調べるところまでマメに出来ませんでした。改めて自分のブログが公衆便所の落書きレベルであることを痛感します。

黒幕はさておき、先ずは35%の株を誰がライブドア社に売ったのでしょう?上場株の取り引きなら、こういう履歴は公開されても良さそうな情報に思いますが、どういうルールなのでしょうね?


それにしても、大手有名企業の経営者のくせに「株を上場する」という行為の認識が極めて甘いことに驚かされます。このように無責任な平和ボケ老人が経営すること自体、日本人のモラルとモチベーションに重大な悪影響を与えていることを本人は自覚すべきです。会見で企業防衛の趣旨でもっともらしいことを言う前に、「恥を知れ」と言いたいです。

私は誰にも邪魔されず、本当に経営の自主独立を貫きたいのなら、例えばサントリー社を理想にすべきだと思います。老舗の会社ですから一等地の含み益があるでしょうし、ドル箱商品があって稼げるからこそ出来るのでしょうが、それにしても「健全な収益力と企業価値の向上」を真摯に追い求めれば、結果的には株の公開に頼らずとも資金が調達できるわけです。
そういう意味では林原グループを尊敬しています。

そして、30年、50年の単位で「健全な収益力と企業価値の向上」を愚直に追求するからこそ、非公開企業でも、あれだけ大きなスケールの事業展開を行うことが出来るうえ、しかも買収に脅えたり株主の顔色を見て右往左往することなく長い時間軸で物事を捉えられる好循環ができているのだ、と思います。

それこそ50年を超える時間軸で一貫した愚直な思想を貫かないと出来ないことだと思いますが、こういう考え方の出来ない会社の経営者は、どのみち潰れるか買収される運命にある、という歴史観を持つべきだと思います。もっとも、オーナー経営だからこそ出来ること?サラリーマン社長には絶対できない発想なのかも知れません。

by azatsu0422 | 2005-02-16 12:59 | 経済


<< 「偉大な2歩目」は、私たち次第。      化けの皮、はがれまくり。 >>